▼ニュースのポイント
①クリア電子が「AI for eye」プロジェクトをスタート。
②長期化するステイホームの影響により、デジタルデバイスを使う時間が増えたことが原因でドライアイを発症する大人や、教育のDX化が原因で近視が進行する子どもが増加している。
③同プロジェクトに賛同する企業などに、実際にAi/Glassesを導入して活用してもらい、使用感などに関する意見を集め、今後の商品アップデートに活用される見通しだ。
目の愛護デーに新プロジェクトをスタート
10月10日、クリア電子は「AI for eye」プロジェクトをスタートした。
長期化するステイホームの影響により、デジタルデバイスを使う時間が増えたことが原因でドライアイを発症する大人や、教育のDX化が原因で近視が進行する子どもが増加。
文部科学省は、学校保健法に基づき幼児から高校生までの健康状態や発育状態を調査している。
今夏発表した「2020年度学校保健統計調査」では、裸眼視力1.0未満が占める割合が過去最大であり、視力低下は深刻な社会問題であると意識されている。
同社はこの社会問題をクリアすべく、立ち上がった。
「目にいい習慣を子どもにプレゼントする」というコンセプトで、AIメガネ「Ai/Glasses」を開発したのである。
使用感などに関する意見を集める
同社のAi/Glassesは子どもの目を見守るメガネだ。
近視化に影響を与えると言われている画面との距離や姿勢の歪み、首の角度などを高精度6軸センサーが感知。
姿勢が悪くなると振動ブザーで知らせ、正しい姿勢を保つことができるようサポートする。
今回スタートしたAI for eyeプロジェクトは、近視を抑制し、目の健康を守りたいというビジョンに賛同する学校機関や企業などと共に、誰もが目の健康を自分で守ることができる社会の実現を目指す。
同プロジェクトに賛同する企業などに、実際にAi/Glassesを導入して活用してもらい、使用感などに関する意見を集め、今後の商品アップデートに活用される見通しだ。
(画像はプレスリリースより)
クリア電子 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp▼会社概要
スマートグラスやフレキシブルディスプレイ、シートバッテリーなどの開発製造販売を手掛ける企業。
Mini-E-Bike開発製造販売も行っている。
会社名:クリア電子株式会社
代表:小野 志堅
所在地:東京都新宿区西新宿6-15-1 セントラルパークタワー ラ・トゥール新宿709号室