意識不明などの状態をAIが検知し緊急停止するシステム
株式会社アトラックラボ(以下、アトラックラボ)が、AIで重機や農機の操縦者を監視するシステムを開発したと、1月4日に発表している。
アトラックラボは、人工知能や無人機制御技術を用いて、危険で不快な仕事から労働者を解放することを目指して、無人機の設計やAIを用いた制御システム、自動運転システムの構築などを行う会社だ。
今回、重機や農機の操縦者が作業中に意識不明となった場合や、不用意に運転位置を離れた際にAIが検知し、自動的に機械を停止などさせるシステムを開発した。
正常な位置に頭があるか、目が開いているかなどを判定
同システムは重機や農機具の運転席前にカメラを設置するだけで、簡単に導入が可能。正常な位置に頭がない場合は「Not Centered(left/right)」と表示され、カメラから離れすぎた状態では「Too Far」などと判定されるほか、目が開いているかなどもAIが検知。異常な状態を検知して緊急停止する。
「異常な状態」という定義をアトラックラボがカスタマイズして提供するため、作業内容に応じて利用することができるという。
(画像はプレスリリースより)

株式会社アトラックラボ
http://attraclab.com/hp/株式会社アトラックラボのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000058.000052796.html