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Coinbaseが口座給与振込を可能にするなど新機能を米国で追加、暗号資産はより身近に
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2021年9月30日 23:45
▼ ニュースのポイント
①暗号資産取引所のCoinbaseが給与のアカウント口座への直接振込を近く米国で可能にする。
②自前のデビットカード利用でも暗号資産報酬が得られるようになる。
③アプリを刷新してよりシンプルで使いやすい仕様に、複数の便利なタブ機能が登場。
Coinbaseは、米ドルを暗号資産へ替えるさまざまな金融サービスを展開しており、その利便性からすでに6,800万人規模のユーザーを擁しているが、今回のサービス拡大でさらに暗号資産ファーストの市場経済化を推進し、利用を活性化させることを目指す。
自身の資産管理をCoinbase上で行い、支出・収入・取引・借入など、やりとりの多くを同プラットフォームで実施するとなると、まず入金がスムーズでなくてはならない。給与の直接振込が可能となることは、これに寄与すると考えられる。
ユーザーはアプリ上で雇用主を見つけ、希望する割合の給与を暗号資産または米ドルで自身のアカウント口座に入金してもらえるようになる。直接入金されることで、より簡単に暗号資産の取引や購入も可能となるだろう。
近日中に米国ユーザーは誰でもカード会員となり、利用することができるようになる見通しで、この「Coinbase Card」決済で買い物をすれば、その都度ETH、DOGE、BTC、DAIでは1％の還元、GRT、XLM、AMP、RLYでは4％の還元を得られる。どの暗号資産での還元にするかは任意で選択可能だ。
Coinbaseでは2018年に「Coinbase Earn」をリリースし、動画視聴や質問への回答など、指定されたタスクをこなすと、暗号資産が稼げる仕組みを導入している。購入や取引をせずとも暗号資産が獲得できることは、より多くの人々の暗号経済参加を促進することにつながっており、「Coinbase Earn」を開始して以来、650万人以上のユニークユーザーがこの方法によって暗号資産報酬を得ていることも明らかにした。
「Coinbase Earn」は、現在42カ国でライブ配信されているが、今後数カ月でさらに展開を拡張させる予定といい、カード利用での還元とあわせ、さらなる利用の活性化につながると見込まれている。
まず「Assets（資産）」タブでは、自身が保有する暗号資産を確認したり、その新たな特性を発見したりすることができる。また、改良された「Trade（取引）」タブでは、資産動向のチェックや取引の操作を初心者から上級者まで、誰にとっても快適な使用感となるようサポートする。
新しい「Pay（支払）」タブでは、Coinbase CardやP2P決済による日常の買い物での決済を実行できる。同じく新規導入の「For You（あなたのために）」タブでは、暗号資産関連のニュース、インサイト、学習コンテンツなどを見ることができる。
Coinbaseでは、暗号化とブロックチェーン技術によって、消費者が慣れ親しんだ金融サービスを、ネット時代に即したより利便性の高いもの、公平で平等な富へのアクセスを可能にするものへ進化させることを目指しており、暗号資産経済をスタンダードとすることで、世界の経済的自由度を向上させたいとしている。
今回の新サービスや機能追加は、こうした大きな目標への基盤構築に向け、着実な一歩を踏み出した動きといえるだろう。
（画像はプレスリリースより）
Coinbase プレスリリース
https://blog.coinbase.com/
▼ 会社概要
Coinbaseは2012年に誕生した暗号資産取引所。ビットコインやイーサリアム、ライトコインなど主要暗号資産を取り扱う。世界100カ国以上でサービスを展開しており、2018年には日本市場へも進出すると発表、2021年8月、金融庁からの暗号資産交換業者登録を受けてサービスを開始した。三菱UFJ銀行と提携した口座への即時入金なども可能になっている。
社名：Coinbase Global, Inc.
CEO：Brian Armstrong
所在地：カリフォルニア州サンフランシスコ
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①暗号資産取引所のCoinbaseが給与のアカウント口座への直接振込を近く米国で可能にする。
②自前のデビットカード利用でも暗号資産報酬が得られるようになる。
③アプリを刷新してよりシンプルで使いやすい仕様に、複数の便利なタブ機能が登場。
給与受け取りもCoinbase、暗号化経済を日常へ拡大
暗号資産取引所のCoinbaseは米国時間の9月28日、今後数週間のうちに口座振替の機能を米国ユーザー向けとしてローンチすると発表した。給与の全部または一部を直接Coinbaseアカウントで受け取り、暗号資産または米ドルで管理するといったことが可能になる。Coinbaseは、米ドルを暗号資産へ替えるさまざまな金融サービスを展開しており、その利便性からすでに6,800万人規模のユーザーを擁しているが、今回のサービス拡大でさらに暗号資産ファーストの市場経済化を推進し、利用を活性化させることを目指す。
自身の資産管理をCoinbase上で行い、支出・収入・取引・借入など、やりとりの多くを同プラットフォームで実施するとなると、まず入金がスムーズでなくてはならない。給与の直接振込が可能となることは、これに寄与すると考えられる。
ユーザーはアプリ上で雇用主を見つけ、希望する割合の給与を暗号資産または米ドルで自身のアカウント口座に入金してもらえるようになる。直接入金されることで、より簡単に暗号資産の取引や購入も可能となるだろう。
デビットカードの利用でも稼げる
またCoinbaseが発行しているVisaブランドのデビットカードである「Coinbase Card」では、対象となる日常の買い物利用で最大4％の暗号資産報酬還元を受けられるようになる。近日中に米国ユーザーは誰でもカード会員となり、利用することができるようになる見通しで、この「Coinbase Card」決済で買い物をすれば、その都度ETH、DOGE、BTC、DAIでは1％の還元、GRT、XLM、AMP、RLYでは4％の還元を得られる。どの暗号資産での還元にするかは任意で選択可能だ。
Coinbaseでは2018年に「Coinbase Earn」をリリースし、動画視聴や質問への回答など、指定されたタスクをこなすと、暗号資産が稼げる仕組みを導入している。購入や取引をせずとも暗号資産が獲得できることは、より多くの人々の暗号経済参加を促進することにつながっており、「Coinbase Earn」を開始して以来、650万人以上のユニークユーザーがこの方法によって暗号資産報酬を得ていることも明らかにした。
「Coinbase Earn」は、現在42カ国でライブ配信されているが、今後数カ月でさらに展開を拡張させる予定といい、カード利用での還元とあわせ、さらなる利用の活性化につながると見込まれている。
アプリの利便性も向上、シンプルUXで使いやすく
暗号資産を新規で扱い始める人にも使いやすいよう、モバイルアプリとウェブアプリのUX改良も行った。より直感的でシンプルに操作できる仕様となっている。まず「Assets（資産）」タブでは、自身が保有する暗号資産を確認したり、その新たな特性を発見したりすることができる。また、改良された「Trade（取引）」タブでは、資産動向のチェックや取引の操作を初心者から上級者まで、誰にとっても快適な使用感となるようサポートする。
新しい「Pay（支払）」タブでは、Coinbase CardやP2P決済による日常の買い物での決済を実行できる。同じく新規導入の「For You（あなたのために）」タブでは、暗号資産関連のニュース、インサイト、学習コンテンツなどを見ることができる。
Coinbaseでは、暗号化とブロックチェーン技術によって、消費者が慣れ親しんだ金融サービスを、ネット時代に即したより利便性の高いもの、公平で平等な富へのアクセスを可能にするものへ進化させることを目指しており、暗号資産経済をスタンダードとすることで、世界の経済的自由度を向上させたいとしている。
今回の新サービスや機能追加は、こうした大きな目標への基盤構築に向け、着実な一歩を踏み出した動きといえるだろう。
（画像はプレスリリースより）
Coinbase プレスリリース
https://blog.coinbase.com/
▼ 会社概要
Coinbaseは2012年に誕生した暗号資産取引所。ビットコインやイーサリアム、ライトコインなど主要暗号資産を取り扱う。世界100カ国以上でサービスを展開しており、2018年には日本市場へも進出すると発表、2021年8月、金融庁からの暗号資産交換業者登録を受けてサービスを開始した。三菱UFJ銀行と提携した口座への即時入金なども可能になっている。
社名：Coinbase Global, Inc.
CEO：Brian Armstrong
所在地：カリフォルニア州サンフランシスコ
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