▼ ニュースのポイント
① イノベーション活動の質を高めるプラットフォーム/コミュニティを設立
② さまざまな領域の専門家30人以上をアセット化して、適任者からのサポート体制を構築
③ 「実務的に使える」情報や資料などを専門家が選出し、使いどころを日本語で紹介
イノベーション活動の質を高めるプラットフォームに
共創型プラットフォーム/コミュニティ「Japan Southeast Asia Innovation Platform(JSIP)」が、10月1日に設立された。
JSIPが今年、およそ120社を対象に行ったヒアリング調査によって、シンガポールに駐在するオープンイノベーションと新規事業担当者の90%以上が、イノベーション活動を軌道に乗せるまでの「準備」に、1年以上を費やした(費やしている)と回答。コロナ禍でこの期間がさらに長くなっていることが想定されることから、今回のイノベーション活動の質を高めるプラットフォーム/コミュニティを設立した。
JSIPでは投資・M&A・法務・デジタル・デザインなど、さまざまな領域の専門家30人以上をアセット化し、必要なときに適任者からサポートが得られる体制を構築。経験者ネットワークは、コンソーシアム企業が利用できる。
「実務的に使える」情報や資料などを専門家が選出・紹介
JSIPのプラットフォームでは、新規事業の工数がかかるリサーチや分析などを省いてもらうため、「実務的に使える」情報や資料(セクター別の最前線リソースや絶対に外せない基本のリソース)などを専門家が選出、使いどころを日本語で紹介していく。
また、「仮説」を事業化・実装するために必要な機会を紹介。「クローズドイベントJSIP Roundtableへの参加」など、さまざまな現地サポートプログラムの紹介や、それらを使いこなすためのノウハウ・ケイパビリティを共有する。
現時点で参画や協賛を表明しているコンソーシアム企業は、Sansanをはじめ、JCBや日本経済新聞社、三菱地所、DBJ、JETROなど約20社
(画像はプレスリリースより)
Dres Pte. Ltd
https://dres.sg/Dres Pte. Ltdのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000086269.html▼ 会社概要
Dres Pte. Ltdは、シンガポールを拠点としてクリエイティブ事業やデザイン事業、マーケティング事業などを展開。Web作成やUIデザイン、ソーシャルメディア・マーケティングなどを手掛けている。
※ JSIPは業界横断型のイニシアティブ。スピード感をもって⽴ち上げを⾏う為、ローンチ以降、⼀定期間はDres Pte.Ltdの傘下にて運営。事業運営の状況をモニタリングしながら、将来的にJSIP⾃体の株式会社化も含めた可能性も検討する。
社名:Dres Pte. Ltd
代表者名:井上 慎介
本社所在地:111 North Bridge Road, Peninsula Plaza #08-11, Singapore