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東京海上日動火災保険が自動車保険の保険金請求にAIを活用 不正請求の早期検知へ

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東京海上日動火災保険が自動車保険の保険金請求にAIを活用 不正請求の早期検知へ

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▼ ニュースのポイント
①東京海上日動火災保険が10月から、AIを活用した保険金不正請求の検知を実施する。
②検知に活用するAIは、米国Metromileと協業して開発した。
③同AIは、不正請求との関連性が高い事案を抽出し、事案ごとにスコアリングを行う。

最先端の技術を持つ米国Metromileと連携
 東京海上日動火災保険は9月3日、自動車保険の保険金請求に対して米国のMetromileと連携し、10月から不正請求の検知にAIを活用すると発表した。

不正請求


 保険金不正請求の手口は近年、複雑化・巧妙化し、損害保険の制度や信頼を揺るがす事態となっている。

 そこで同社は保険金不正請求への対策強化に向け、米国で最先端の技術を有するインシュアテック保険会社・Metromileと協業し、両社の知見と技術を組み合わせた新たなAIを開発した。

不正請求との関連性が高い事案を抽出してスコアリング
 今回開発されたAIは、膨大な保険金支払データを分析することで、不正請求との関連性が高い事案を検知・抽出して事案ごとにスコアリングを行う。このため、精査が必要な事案を迅速に把握することができるようになる。

 これにより、これまでは不正請求との相関関係を事案ごとに1件ずつ確認していたが、より慎重な精査が必要な事案に絞って対応することが可能となった。

 同社は今後、火災保険や損害保険などにも随時AIを導入し、不正検知を行うという。また、不正請求の疑いなしと判断できるAIの精度を高め、保険金の早期支払が可能なケースを特定する技術も開発するとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

東京海上日動火災保険 ニュースリリース
https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/210903_01.pdf


▼ 会社概要
東京海上日動火災保険は、損害保険の保険引き受けや、資産の運用などを行っている。

社名:東京海上日動火災保険株式会社
代表取締役:広瀬 伸一
所在地:東京都千代田区丸の内一丁目2番1号


▼ 会社概要
Metromileはテクノロジースタートアップで、マイルごとの自動車保険を提供している。

社名:Metromile, Inc.
代表取締役:Dan Preston
所在地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンフランシスコ


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