▼ニュースのポイント
①カルディオインテリジェンスがJSRと共同開発をスタート。
②不整脈や動悸を懸念する患者は数多く存在しているが、従来の心電図検査には数々の課題が存在していた。
③今回の共同開発では、ハートノートで心電図波形を記録し、その記録をSmartRobinのクラウド型ソフトウェアに取り込むことによって、リアルタイムで解析する技術検証を実施する。
SmartRobinのサービス拡大や利便性向上を目指す
9月4日、カルディオインテリジェンスは、自社が提供する「SmartRobin」のサービス拡大や利便性向上を目指し、JSRと共同開発をスタートしたことを発表した。
JSRは世界で最も薄く、軽いパッチ型心電計「ハートノート」を提供している。
この機器は防水機能が搭載されておりコードレス型のため、胸部に貼ったまま7日間連続で測定することが可能。
従来の24時間測定では発見しにくい循環器疾患の検出頻度が向上するのではないかと期待が寄せられている機器だ。
サービス提供に向けて邁進
不整脈や動悸を懸念する患者は数多く存在しているが、従来の心電図検査には数々の課題が存在していた。
医療機関側には、検査の設備があっても人手が足りない、時間とコストが必要という課題が顕著であり、患者側には、来院頻度が高い、入浴や運動に制限があるという課題がネックになっていたのである。
カルディオインテリジェンスが提供するSmartRobinは、AIを導入したクラウド型心房細動解析サービスであり、これまで5営業日程度必要だった解析サービスを即日提供することができる。
今回の共同開発では、ハートノートで心電図波形を記録し、その記録をSmartRobinのクラウド型ソフトウェアに取り込むことによって、リアルタイムで解析する技術検証を実施。
医療機関と患者双方の課題解決するため、迅速にサービス提供できることを目指している。
(画像はプレスリリースより)
カルディオインテリジェンス プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp▼会社概要
人工知能を活用した自動診断システムの研究から開発、製造、販売などを手掛ける企業。
コンピュータソフト分野や医薬品・医療機器分野など活躍の幅を広げている。
会社名:株式会社カルディオインテリジェンス
代表取締役社長CEO:田村 雄一
所在地:東京都港区東麻布1-29-15 東麻布296ビル