▼ニュースのポイント
①True DataがニールセンIQの「SDR-IO」を9月19日から提供スタート。
②SDR-IOはAIを活用した小売業向けの需要予測型在庫最適化ソリューションだ。
③同ソリューションは高精度の需要予測を基に、欠品商品と過剰在庫を最小化する発注量を計算し、適した在庫バランスを提案することで、小売業の発注業務をサポートする。
9月19日から提供スタート
9月9日、True Dataは今月19日からニールセンIQの「SDR-IO」の提供を始めることを発表した。
SDR-IOはAIを活用した小売業向けの需要予測型在庫最適化ソリューションだ。
このソリューションは300以上の特徴を取り込み、複数のアルゴリズム中から予測精度が高いものを優先的に選んでくれるAIを搭載している。
在庫の「正解」へたどり着くまでの道のりと時間、労力を大幅にカット
日本での提供は今回が初めてであるが、欧米諸国ではすでに40社以上の大手小売業での導入実績があり、導入後は収益改善を達成している企業が多い。
高精度の需要予測を基に、欠品商品と過剰在庫を最小化する発注量を計算し、適した在庫バランスを提案することで、小売業の発注業務をサポートする。
野菜や肉、魚などのように回転の速い商品から、高価格で回転が遅い商品にまで幅広く対応していることから、さまざまな商品を取り扱う小売業で活用することができる。
SDR-IOに組み込まれたAIに学習させることによって、在庫の「正解」へたどり着くまでの道のりと時間、労力を大幅にカットすることが可能。
現状で採用しているシステムとも接続可能なため、現場の負担を軽減することにもつながる。
(画像はプレスリリースより)
True Data プレスリリース
https://www.truedata.co.jp/news/release20210909▼会社概要
国内最大規模の購買情報を取り扱うビッグデータプラットフォーム。
小売業や消費財メーカー向けのソリューションの開発から提供を手掛けており、データ分析やデータマーケティング支援も行っている。
会社名:株式会社True Data
代表取締役社長:米倉 裕之
本社所在地:東京都港区芝大門1-10-11 芝大門センタービル 4階