▼ニュースのポイント
①大和ハウス工業の「DPL新富士Ⅱ」に「倉庫環境監視IoTソリューション」を導入し、8月23日から運用をスタートする。
②このソリューションは、インフルエンザや熱中症の発生リスクを見える化することができる。
③暑さ指数やインフルエンザ流行リスク指数を算出してモニターに表示し、リスクの段階によってはテナント企業や管理者にアラートメールを送る機能もある。
共同で行う2つ目の取り組み
8月20日、大和ハウス工業とNTTコミュニケーションズは、8月23日から「倉庫環境監視IoTソリューション」を運用スタートすることを発表した。
このソリューションは、昨年12月にマルチテナント型物流施設「DPL市川」にて実証実験を実施した、マスク着用と混雑度をAIが判定するソリューションに続く、2社が共同で行う2つ目の取り組みだ。
暑さ指数やインフルエンザ流行リスク指数を算出
倉庫環境監視IoTソリューションは、インフルエンザや熱中症の発生リスクを見える化することが可能であり、テナント企業が今以上に安全で安心して利用することができる物流施設にすることを目指している。
NTTコミュニケーションズが提供する「Things Cloud」と温度や湿度データを計測するセンサーを組み合わせ、暑さ指数やインフルエンザ流行リスク指数を算出してモニターに表示。
リスクの段階によってはテナント企業や管理者にアラートメールを送る機能もある。
このソリューションを大和ハウス工業のマルチテナント型物流センター「DPL新富士Ⅱ」に導入し、今後はさらに、サーキュレーターやシャッターなどと同ソリューションを連動させることによって、室内を自動で最適化するシステムの構築なども進めていく見通しだ。
(画像はプレスリリースより)
大和ハウス工業 プレスリリース
https://www.daiwahouse.com/▼会社概要
建築事業や都市開発事業、海外事業などを手掛けている企業。
環境エネルギー事業、医療や介護ロボットの販売など幅広い分野で活躍している。
会社名:大和ハウス工業株式会社
代表取締役社長:芳井 敬一
所在地:大阪府大阪市北区梅田3丁目3番5号