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キリンホールディングスが「醸造匠AI」に新機能追加 6月から試験運用をスタート

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キリンホールディングスが「醸造匠AI」に新機能追加 6月から試験運用をスタート

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▼ニュースのポイント
①キリンホールディングスが三菱総合研究所と共同開発を行っている「醸造匠AI」に、新機能「レシピ探索機能」を追加。
②新機能は、目標とする味わいから原料の配合や工程を逆引きすることができる機能だ。
③新機能追加により、新商品開発サイクルの短縮化や新発想の商品開発ができるのではないかと大きな期待が寄せられている。

すでに試験運用スタート
 8月18日、キリンホールディングスは三菱総合研究所と共同開発を行っている「醸造匠AI」に、新機能「レシピ探索機能」を追加し、キリンホールディングスが6月から試験運用を始めていることを発表した。

 ビールの新商品を開発する際、技術者がこれまでの経験やノウハウを基に原料の配合や工程を模索する。何度も試作を繰り返してレシピを決定するのである。

 キリンホールディングスでは技術的な知見やこれまで開発したレシピはデータベース化しているものの、開発に携わる技術者によってデータの活用度合いに差が生じていた。

 そこで、試作結果予測機能を備えた醸造匠AIを三菱総合研究所と共同で開発。

 試作結果予測機能により、技術者が原料の配合や工程を設定すると、どのような試作品ができあがるのかを予想することができるようになり、商品開発業務の効率化に成功した。

醸造匠AI


目標とする味わいから、レシピなどを逆引きできる
 今回、醸造匠AIに追加されたレシピ探索機能は、目標とする味わいから原料の配合や工程を逆引きすることができる機能だ。

 試作品の味わい予想は可能になったが、目標とする味を出すためのレシピの発想には技術者の経験やノウハウに依存していたため、その問題を解決するために、レシピ探索機能開発に着手していた。

 この新機能追加により、新商品開発サイクルの短縮化や新発想の商品開発ができるのではないかと大きな期待が寄せられている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

キリンホールディングス プレスリリース
https://www.kirinholdings.com/


▼会社概要
キリンビール株式会社やキリンシティ株式会社、協和キリン株式会社など、グループ企業の経営戦略策定から経営管理を担っている。


会社名:キリンホールディングス株式会社
代表取締役社長:磯崎 功典
所在地:東京都中野区中野4-10-2 中野セントラルパークサウス


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