▼ ニュースのポイント
①京都芸術大学通信教育課程では在籍者数や出願者数の増加により、問い合わせ対応への職員の業務負荷が高まっていた。
②そこで同大学通信教育課程では9月からAIチャットボットを導入することとした。
③これにより、職員の業務を削減し、問い合わせを24時間365日対応可能とする。
職員の業務過多を削減
京都芸術大学通信教育課程が9月から、BEDOREのAIチャットボット「BEDORE Conversation」を入学検討者向けWebサイトに導入する。また12月には学生専用サイトにも導入を予定している。
京都芸術大学通信教育課程には10,000名以上の学生が在籍し、学生専用サイトには年間約38,000件、電話窓口には1日約30件~100件の問い合わせがある。
このうえ2021年度の出願者は前年比250.4%と大幅に増加し、問い合わせ数もこれに伴って増加している。このため、問い合わせ対応で職員の業務負荷が高まり、職員の増員も発生していた。
そこで同大学通信教育課程では、AIチャットボットを導入し、職員の業務負荷低減、業務生産性向上と学習支援の強化を実現することとした。
担当職員はより複雑な質問に対応へ
AIチャットボットの導入により、入学検討者向けサービスの問い合わせ対応業務を2020年度比で2~3割削減し、在学生向けの問い合わせ対応業務では1~2割の削減を見込む。これにより担当職員は、より複雑な質問や学習支援への問い合わせに対応する時間を確保できる。
また、学生からの夜間や日曜祝日の問い合わせにも、AIチャットボットの導入により、24時間365日、対応可能とする。
(画像はプレスリリースより)
京都芸術大学通信教育課程 プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000100.000026069.html▼ 会社概要
BEDOREは、「言葉がわかるソフトウェアを形にする」をビジョンに、自然言語処理技術や機械学習技術を用いた汎用型の対話エンジンや各種言語解析ソリューションを提供している。
社名:株式会社BEDORE
代表取締役:下村 勇介
所在地:東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル4F