▼ ニュースのポイント
① 屋内配送向けサービスロボットによる病院内実証実験を実施
② 屋内配送向けサービスロボットの検体搬送業務に必要な機能などを検証
③ 独自技術の3D LiDARシステムと自律走行制御技術を採用
フェーズ3で病院側システムとの連携を検証
SEQSENSEが、屋内配送向けサービスロボットによる病院内実証実験を実施していると、8月10日に発表した。
SEQSENSEは藤田医科大学病院、川崎重工とともに、医療従事者の負担軽減・業務効率化によって、質の高い医療の持続的提供を実現するべく、同大学病院において同ロボットを用いた実証実験を実施している。
今回はフェーズ3として8月8日から8月9日にかけて、同大学院内のスタッフステーションから検査室までの検体搬送業務に必要な機能や、ロボットの荷室サイズや構造、使い勝手の検証のほか、病院側システムとの連携についての検証も行った。
3D LiDARシステムと自律走行制御技術を採用
屋内配送向けサービスロボットには、SEQSENSEが独自に開発した3D LiDARシステムと、自律走行制御技術を採用。広範な空間認識能力と、障害物などの検知能力が向上し、世界最高峰の自律走行性能を実現した。
SEQSENSEによれば、12月以降の実証実験では、エレベータやセキュリティドアなどのインフラとの連携を含め、本格導入に向けた開発を進めていくとしている。
(画像はプレスリリースより)
SEQSENSE プレスリリース
https://www.seqsense.com/news/assets/pdf/20220810.pdfSEQSENSEのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000025363.html▼ 会社概要
SEQSENSEは「世界を変えない。」というミッションのもと、働き手不足解消に寄与するため、自律移動型ロボットの製造や開発のほか、建物への警備ロボットの提供も行っている。
会社名:SEQSENSE株式会社
代表者:中村 壮一郎
本社所在地:東京都千代田区内幸町2丁目2-3