▼ ニュースのポイント
①日本映像翻訳アカデミーがAI字幕翻訳ツール「Subit!」の提供を開始。
②AIが日本語に翻訳、映像や動画の視聴に最適な字幕を生成。
③映画・映像制作のプロから一般ユーザーまで生産性向上をサポート。
制作現場で活躍・表現力豊かな日本語に翻訳
教育・トレーニングや翻訳・制作サービスを展開する日本映像翻訳アカデミーが、英語の映像や動画の視聴に特化した日本語字幕を自動生成するAI字幕翻訳ツール「Subit!(サビット)」をリリースしたと、8月5日に発表している。
国内初となる同サービスは、まるで映画の字幕のように少ない文字数で高い表現力を持つ翻訳が特徴。「YouTube」や「Tik Tok」などの動画や映像においても迅速で高品質な字幕の生成が期待できる。
メッセージを端的に伝える
「Subit!」には、同社が大量に保有する字幕データを学習させ開発したAI字幕翻訳エンジンを搭載している。オリジナル言語が英語の映像や動画のスクリプトを翻訳すると、的確に日本語の字幕を生成する。
翻訳メニューは、ファイルをドラッグ&ドロップする「ファイル翻訳」と、テキストを貼りつける「テキスト翻訳」の2種類。翻訳前に複数の固有名詞や単語などを登録して訳例に反映させる「用語集」機能も搭載している。
また、AIが出力した翻訳結果を画面上で編集できる「ポストエディット」機能や、オンラインで複数のメンバーがポストエディットできる「チーム翻訳」機能などもある。
翻訳業務の生産性向上
翻訳は、テキストやワードなどの文書ファイルのほかエクセル(xlsx・ xls)、SRT(SubRip Text)、テキスト(txt)などのファイル形式に対応。
現在は「英語→日本語」に対応しているが、今後「日本語→英語」も開発予定。映画配給や制作、映像配信・制作などのプロフェッショナルなシーンでの生産性向上と、翻訳経験がない一般ユーザーにも高品質な字幕の生成をサポートする。
(画像はプレスリリースより)
日本映像翻訳アカデミー プレスリリース
https://prtimes.jp/▼ 会社概要
日本映像翻訳アカデミーは、プロの映像翻訳者育成やさまざまな言語での翻訳サービス、バリアフリー字幕・音声ガイド制作などを行う企業。学校教育機関、企業・自治体へのプログラム提供なども手がける。
社名:日本映像翻訳アカデミー株式会社
代表取締役:新楽 直樹
所在地:東京都中央区日本橋本石町3-2-4 共同ビル(日銀前)2F/3F