▼ ニュースのポイント
①セキュアとヘリックスが現場DXを推進する新たなクラウド・AIソリューションの提供を開始。
②同ソリューションでは、ウェアラブルカメラで撮影した映像をクラウドで配信し、その映像を最新鋭のAIで解析する。
③分析には、マイクロソフトのAzure Video Indexerを採用した。
高画質な現場映像をライブ配信
今回、両社が提供するクラウド・AIソリューションは、ウェアラブルカメラで撮影した映像をクラウドで配信し、その映像を最新AIでシームレスに解析することで現場DXを推進するというもの。ソリューションのシステムはマイクロソフトのMicrosoft Azure上に構築されている。
ウェアラブルカメラは約110gと軽量で、胸部やヘルメットに装着するハンズフリー型のため現場作業を邪魔しない。
映像は、高画質な最大30fpsのHD映像で、現場作業のライブ配信も遠隔地からしっかりチェックすることができる。また、クラウドを活用するため、SDカードや外付けストレージなどが不要で高画質な作業映像を長期間保存できる。
分析はマイクロソフトのAzure Video Indexerを採用
ビデオ分析は、マイクロソフトが提供するAzure Video Indexerを採用。Azure Video Indexerでは、保存されたビデオから、AIを活用してアクション可能な分析情報を抽出し、映像中の音声の文字起こしやシーン変化の検出などができる。
このため今回の現場の作業映像で使用すれば、画面上の字幕やサムネイルをクリックすることで視聴したい作業シーンを簡単に再生でき、現場作業の振り返りや経験の共有が可能となる。
今回のソリューションは、セキュアがサービスを販売し、ヘリックスがサービスの提供を行う。料金プランは、ユーザーの環境に合わせて、9500円/月、10000円/月、15000円/月の3プランから選択できるようにした。初期費用はいずれも無料となっている。
(画像はプレスリリースより)
セキュア プレスリリース
https://secureinc.co.jp/news/detail.html?id=1471▼ 会社概要
セキュアはAIを活用したセキュリティソリューションを手掛けている。
社名:株式会社セキュア
代表取締役:谷口辰成
所在地:東京都新宿区西新宿二丁目6-1 新宿住友ビル20F
▼ 会社概要
ヘリックスは、全てのカメラとAIをクラウド上でシームレスに繋ぐフルスタックカメラを提供している。
社名:株式会社ヘリックス
代表取締役:李 秀元
所在地:東京都千代田区内幸町二丁目1番6号 ブロードバンドタワー内