▼ ニュースのポイント
①すららネットと守山市が「すららドリル」を活用した学力向上実証事業を実施。
②実証の結果、4教科400点満点の確認テストにおける4校の平均点が前年比で18点向上した。
③「紙」から「すららドリル」に移行したことで、学習の効率化、学習状況の可視化、教員の手間の削減も実現した。
学力向上との相関を確認
すららネットは8月2日、ICT教材「すららドリル」を活用して守山市内4中学校で実施した学力向上実証事業について、4校の平均点が前年比で18点向上したと発表した。
すららドリルは、生徒各自が自身の学力に応じた演習問題に取り組めるクラウド型のアダプティブラーニング教材。
今回の実証事業は守山市教育委員会と、守山市内4中学校の中学1年生約1,000名を対象に行われた。実証の結果、4校の平均点は前年より向上し、「すららドリル」と学力向上の相関を確認することができた。
学習の効率化、学習状況の可視化などを実現
守山市教育委員会では2020年より市内の小中学校で「すららドリル」の利用を開始し、学力面や意欲向上の成果を得ていた。
今回の実証では、小学校の内容を復習する「ブリッジワーク」と中学1年4月時の確認テストを、「個別最適ではない」など課題の多かった従来の紙教材から「すららドリル」に移行。これにより、個別最適な出題による学習の効率化や、中学校進級までの間の学習状況の可視化、教員の手間の削減などを実現した。
さらに、実証の結果、4教科400点満点の確認テストにおける4校の平均点が前年比で18点向上し、平均点が27点以上アップした学校も出現。テスト結果とすららドリルの課題達成率には相関があることがわかり、特に国語と算数では高い相関を確認したとしている。
(画像はプレスリリースより)
すららネットニュースリリース
https://surala.jp/image/press/220802.pdf▼ 会社概要
すららネットは、EdTech スタートアップ企業。アダプティブな対話式ICT教材「すらら」と「すららドリル」を、国内約2,500の学校や塾の生徒43万人超に提供している。
社名:株式会社すららネット
代表取締役:湯野川 孝彦
所在地:東京都千代田区内神田1丁目14-10 PMO内神田7階