▼ニュースのポイント
①カゴメは日本電気と共同で「AI(愛)のプリン」を開発した。
②カゴメが実施した調査結果と日本電気のAIを組み合わせ、多くの子どもが苦手とする野菜と好相性な食材の組み合わせを導き出した。
③伝説のプリン職人として知られている所浩史氏に協力を仰ぎ、6種類のプリンを開発。
子どもが苦手な野菜を使ったプリン
8月2日、カゴメは日本電気と共同で「AI(愛)のプリン」を開発したことを発表した。
カゴメは2019年に「子どもの野菜に対する意識調査」を実施しており、その結果と日本電気のAIを活用し、多くの子どもが苦手とする野菜と好相性な食材の組み合わせを導き出した。
そして、岐阜の洋菓子店「プルシック」のオーナーシェフであり、伝説のプリン職人としても知られている所浩史氏に協力を仰ぎ、6種類のプリンを開発したのである。
レシピを無償公開
カゴメの調査によると、野菜が好きだという子どもにおいても、74%は嫌いな野菜があると回答していた。
そこで、同調査を基に選び出した21種類の野菜と、日本電気独自のリンク予測AI技術を掛け合わせ、21種類の野菜と好相性の食材をピックアップ。
その後、特設サイトでの投票を行い、投票結果を基に所シェフが6種類のプリンを生み出した。
このプリンは子どもの野菜嫌い克服だけでなく、夏休み中の親子コミュニケーション活性化に貢献することを目的に開発されており、レシピを専用ホームページにおいて無償公開している。
また、9月1日からはプルシックのオンラインストア、9月2日からはプルシックの店舗で、プロが作った、AI(愛)のプリンを購入することもできる。
(画像はプレスリリースより)
カゴメ プレスリリース
https://www.kagome.co.jp/▼会社概要
食を通じて、社会課題の解決に貢献する企業。
会社名:カゴメ株式会社
代表:山口 聡
本社所在地:愛知県名古屋市中区錦3丁目14番15号