▼ニュースのポイント
①Laboro.AIはカスタムAIを搭載したカメラソリューション、「L-Vision」の提供をスタートする。
②同社はオーダーメイドAI開発事業として、「カスタムAI」の開発から提供までを手掛けている。
③それぞれのビジネス現場における課題や環境に沿ってカスタムAIを開発し、そのソフトウェアを搭載したカメラデバイスを販売するのである。
オーダーメイドAI開発事業の一環
7月15日、Laboro.AIは「L-Vision」の提供をスタートすることを発表した。
同社はオーダーメイドAI開発事業として、「カスタムAI」の開発から提供までを手掛けている。
このカスタムAIは、画一的なAI商品では対応が困難である、複雑な課題のクリアに貢献。
今回登場するL-Visionは、カスタムAIを搭載したカメラソリューションである。
ソフトウェアとカメラがセット
L-Visionは、カメラデバイスを単体で販売するソリューションではない。
それぞれのビジネス現場における課題や環境に沿ってカスタムAIを開発し、そのソフトウェアを搭載したカメラデバイスを販売するのである。
ビジネス現場によって検出条件や検出環境が異なるため、まずはどのようなAI技術を導入すべきか検討し、ソフトウェア開発を行う。
同社は、L-Visionを小売業や建設業などの物理的なビジネス現場に導入されることを想定して開発。
そのようなビジネス現場で収集される視覚データから、特定の対象を認識して検出することをはじめ、さまざまな予測シミュレーションなど、奥行きのあるAI活用を行うことができる。
AIや機械学習技術は導入時に専門的知見が必要になるため、同社は独自のソリューションデザイナがコンサルティングを行い、L-Visionのビジネス活用における議論からデータ選定などのサポートも実施している。
(画像はプレスリリースより)
Laboro.AI プレスリリース
https://laboro.ai/solutions/l-vision/▼会社概要
AIソリューションのオーダーメイド開発やAI活用に関するコンサルティング事業を手掛ける企業。
会社名:株式会社 Laboro.AI
代表:椎橋徹夫
所在地:東京都中央区銀座8丁目11-1 GINZA GS BLD.2 3F