▼ ニュースのポイント
①横河電機が「横河デジタル」を設立した。
②横河デジタルでは、製造業における経営から現場までの経営コンサルティングサービスを行う。
③これにより、グローバルでの全体最適実現を支援する。
グローバルでの全体最適を支援
横河電機は7月1日、経営・操業のコンサルティングとデジタル技術に強い人財が、製造業における経営から現場までの経営コンサルティングサービスを行う「横河デジタル」を設立した。営業開始は10月1日からとしている。
近年、製造業では、競争力向上だけでなく、感染症やサプライチェーンへの対応、SDGsへの貢献、ESG経営などの持続可能性が求められている。
これらを実現するには、各地にある工場やオフィスのシステムなどをグローバルで統合管理し、サプライチェーンも含めた全体で最適化を図るDXが必要となる。
だが現状は、各組織にすでに個別最適化されたシステムなどが存在しているため、部分最適に留まっていることが多いという。
経営から現場まで一貫して提供
今回の横河デジタルでは、グローバルで統合管理できるよう全体最適化に向けたDXを支援する。
具体的には、実効性の高い施策の立案、ロードマップの作成、ソリューションの提案を行い、横河電機の子会社・横河ソリューションサービスとともに、システムの実装や運用・保守も行う。
ソリューション導入には、産業用クラウドプラットフォームYokogawaCloudを基盤にしたSaaSなどサブスクリプション型のサービスにより最新技術をすぐに利用できる環境を整備するとしている。
(画像はプレスリリースより)
横河電機プレスリリース
https://www.yokogawa.co.jp/▼ 会社概要
横河電機は工業計器・プロセス制御システム専業の大手電機メーカー。
社名:横河電機株式会社
代表取締役:奈良 寿
所在地:東京都武蔵野市中町2-9-32