▼ニュースのポイント
①メディカル・データ・ビジョンとSBI証券は、糖尿病予防を目的に連携をスタート。
②メディカル・データ・ビジョンは、糖尿病AIアプリとして「dAlbet」を開発し提供している。
③SBI証券口座保持者に届く告知により、dAlbetをダウンロードすれば、糖尿病予防に積極的に取り組むのではないかと期待が寄せられている。
糖尿病予防推進のために
7月6日、メディカル・データ・ビジョンとSBI証券は、糖尿病予防を目的に連携をスタートすることを発表した。
メディカル・データ・ビジョンは、糖尿病AIアプリとして「dAlbet」を開発し提供を行っている。
この2社の連携により、証券口座保持者にはメルマガなどの告知が届く。
この告知により、証券口座保持者がdAlbetをダウンロードすれば、糖尿病予防に積極的に取り組むのではないかと期待が寄せられている。
無料でダウンロードできるアプリ
糖尿病とは、血液中のブドウ糖濃度が高くなる疾患であり、進行すると脳卒中や虚血性心疾患を発症しやすくなる。
厚生労働省が2019年に実施した調査によると、「糖尿病が強く疑われる者」は男性で19.7%、女性で10.8%という結果に。
年齢階級別だと、年齢が高い層においてその割合が高くなる傾向にあった。
dAlbetは、糖尿病に関するリスクをシミュレーションすることができるアプリだ。
アプリ内に血液検査の結果を入力するだけで、AIが糖尿病リスクをスコア化してくれる。
それだけでなく、糖尿病を予防するための生活改善策を提案してくれ、この提案を実行すればどれだけ糖尿病発症リスクが変化するかも表示。
実際に取り組んだ改善アクションは、カレンダーに登録できるため、アプリ利用者が自分の生活を振り返ることができる。
(画像はプレスリリースより)
メディカル・データ・ビジョン プレスリリース
https://www.mdv.co.jp/press/2022/detail_1810.html▼会社概要
医療情報統合システムの開発から製作、販売、保守業務 などを行い、 医療データの分析や調査、コンサルティングなどを手掛ける企業。
各種医療データの運用や提供サービスなども行っている。
会社名:メディカル・データ・ビジョン株式会社
代表:岩崎 博之
所在地:東京都千代田区神田美土代町7番地 住友不動産神田ビル10階