▼ ニュースのポイント
①アイキューブデジタルが検査対象特化型モデル「Y's-Eyeハンバーグ」を開発。
②検査工程自動化するAI×ロボット、データ活用で食品ロス削減。
③期待できる検査品質の安定化・省人化。
食品製造業の検査自動化アプリケーション
製造業の工場自動化・最適化実現へのデジタルソリューションを提供するアイキューブデジタルは、検査対象特化型モデル「Y's-Eye(ワイズアイ)ハンバーグ」を開発し、7月1日から受注を開始したと同日発表している。
ハンバーグパティに特化した同システムは、AI(ディープラーニング)画像解析技術により、人と同じ検査精度でロボットが不良品を除去。良品製造と食品廃棄ロス低減に貢献する。
不良品データを蓄積・見える化
AI画像検査と排除機構をセットにしたパッケージ構成で、AIが焼き過ぎや成形不良、異物を検知。不良品は衛生面に配慮した食品仕様の人協働ロボットが排除する。不良品の検出はデータ化され、原因や歩留まり改善などにつなげる。
ルールベースでは一律に決められない判定基準もモデル化したAI画像解析技術が、ばらつきがない品質管理とトレーサビリティを行う。
サステナブルな高い生産性・人手不足解消
Y's-Eyeハンバーグは、検査品質の安定化・省人化に貢献するAI画像判定ソリューション「Y's-Eye」の検査対象特化型モデル第1弾で、食品のような個体差の大きな対象物に適している。
検査対象をハンバーグパティに特化しパッケージ化されたが、さつま揚げのような練り物、せんべいなどにも適用できる。
(画像はプレスリリースより)
アイキューブデジタル ニュースリリース
https://www.i3-digital.com/news/detail/id=126▼ 会社概要
アイキューブデジタルは、工場設備のIoT化とAI分析を活用し、製造業の自動化・効率化を目指したデジタルソリューションの提供を手がける企業。
社名:株式会社アイキューブデジタル
代表取締役:竹原 正治
所在地:福岡県北九州市小倉北区米町2-1-21 APエルテージ米町ビル 2階