▼ ニュースのポイント
①ELYZAが日本語AIサービス「大規模言語AI イライザ」を発表。
②人間のように文章を「まとめる、書く、読む、話す」。
③ホワイトカラー領域の業務効率化へ。
パラダイムシフト・社会実装に大きな可能性
自然言語処理やリテールテックなどのAIソリューション事業を手がけるELYZAが、人間のように文章を「まとめる、書く、読む、話す」ことができる日本語AIサービス「大規模言語AI イライザ」をリリースしたと、6月22日に発表している。
「大規模言語AI イライザ」を企業向けサービスとして提供することでさらなる日本のホワイトカラーDXを推進する。
業務効率化・クオリティの均一化へ
膨大な言語データの大量演算により、人間を超えるほどの精度で言語を扱うことができる大規模言語AIは、量・質を兼ね備えたデータセットと最新技術を扱う技術力・ノウハウを掛け合わせることで精度が高くなる。
文章や対話をまとめたり、文章を書く・対話文の清書、文章や対話から抽出・分類したりできる。これまで難しいとされていた自然言語処理の実用化により業務時間の短縮へつなげる。
サービスサイトで活用事例紹介
サービスサイトではさまざまな企業の活用実績を公開。損保ジャパンのコンタクトセンター用AI対話要約によるDX推進や、マイナビの原稿作成におけるDX化の実証実験、東京ニュース通信社の原稿作成業務の効率化などが掲載されている。
今後は、大規模言語AIのクラウドサービス展開のほか、企業や社会課題の解決のための長期的な共同研究を行う。この度、クラウドサービスの第一弾として文章要約クラウドサービス「ELYZA DocDIGEST」をリリースしている。
(画像はプレスリリースより)
ELYZA ニュースリリース
https://elyza.ai/▼ 会社概要
ELYZAは、日本語の大規模言語AIに焦点を当てた企業との共同研究やクラウドサービスを開発。コンサルティングや運用支援などソリューションの提供も行う企業。
社名:株式会社ELYZA
代表取締役:曽根岡 侑也
所在地:東京都文京区本郷3-15-9 SWTビル6F