▼ニュースのポイント
①PKSHA Workplaceは九州産業大学が「BEDORE Conversation」を導入することを発表した。
②同システムはWebサイトにたった数行のタグを埋め込むことで、チャット型対話エンジンを導入することができるサービス。
③九州産業大学では窓口での対応業務に負荷が集中している状態が続いており、解決策として、AIを搭載したチャットボットを導入するに至った。
九州産業大学が「BEDORE Conversation」を導入
6月28日、PKSHA Workplaceは九州産業大学が「BEDORE Conversation」を導入することを発表した。
BEDORE ConversationはWebサイトにたった数行のタグを埋め込むことで、チャット型対話エンジンを導入することができるサービス。
一問一答や固定応答、シナリオ対応はもちろん、回答を基に対話を発展させることも可能で、柔軟な対話性能を誇っている。
対話エンジンは、ユーザーの質問を再学習することによって、自己解決率を継続的に向上していく。
自動チャット対話中において、シームレスに有人チャットへと連携することも可能だ。
窓口での対応業務に負荷が集中
九州産業大学では窓口での対応業務に負荷が集中している状態が続いており、負荷を軽減するために、学内ポータルサイトにも情報を掲載していた。
しかし、状況が改善されなかったため、総合情報基盤センターが中心となって対応策を検討。
その結果、チャットボットに白羽の矢が立ち、BEDORE Conversationを導入するに至ったのである。
同学の総合情報基盤センターでは、部分的ではあるがチャットボットをすでに活用していた。
しかし、このチャットボットにはAIが搭載されておらず、あらかじめ設定した情報を回答することしかできなかったため、効果が限定的であった。
そこで今回は、大学の独自用語や表現を理解することができるAIを実装したチャットシステムを導入することになったのである。
(画像はプレスリリースより)
PKSHA Technology プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp▼会社概要
アルゴリズムライセンス事業を手掛ける企業。
会社名:株式会社 PKSHA Technology
代表:上野山 勝也
所在地:東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル