▼ ニュースのポイント
①IPAが令和4年度春期情報処理技術者試験の合格者を発表した。
②今回の試験では、応用情報技術者試験に70歳が合格した。
③同試験では、これまでの最年長記録である69歳を10年ぶりに更新した。
合格者の平均年齢は28.9歳
IPA(情報処理推進機構)は6月24日、令和4年度春期情報処理技術者試験の応用情報技術者試験に70歳が合格し、これまでの合格者最年長記録を更新したと発表した。
令和4年度春期情報処理技術者試験は4月17日に行われ、6月24日に同試験の応用情報技術者試験、高度試験、情報処理安全確保支援士試験の合格者が発表された。
試験内容は基本情報技術者試験のワンランク上
今回、最年長記録を更新した応用情報技術者試験は、IT技術者の登竜門とされる基本情報技術者試験(ITスキル標準レベル2)よりもワンランク上で、要求された作業を全て独力で遂行できるレベル。
IT技術のほか、経営戦略やマネジメントに関する知識など即戦力となる幅広い知識と実践力が要求される。
今回の試験は応募者約50,000人で、合格者数約8,000人、合格率24.3%の狭き門だった。また、合格者の平均年齢は28.9歳で、これまでの合格者最年長記録は平成24年度春期試験の69歳。今回は最年長記録を10年ぶりに更新した。
情報処理技術者試験では、このほか、高度試験のITストラテジスト試験(合格率14.8%)と、情報処理安全確保支援士試験(合格率19.2%)でも、現在までの合格者最年長記録が70歳以上となっている。
(画像はIPAホームページより)
IPAニュースリリース
https://www.ipa.go.jp/about/press/20220624.html▼法人概要
IPAは2004年、経済産業省の政策実施機関として発足。日本のIT 施策を企画立案し、実践する取り組みを行っている。
法人名:独立行政法人 情報処理推進機構
理事長:富田 達夫
所在地:東京都文京区本駒込二丁目28番8号