▼ ニュースのポイント
①IdeinがエッジAIプラットフォーム「Actcast」のAIカメラを活用した顧客分析を開始。
②NaRaYa越谷レイクタウン店の通行人数・来店人数・来店顧客属性などのデータを取得。
③最先端のAI解析が来店者の行動を分析。
顧客のプライバシーにも配慮した情報活用
AIのカスタマイズ・新規開発、導入・運用支援などを展開するIdeinは、NaRaYa越谷レイクタウン店で自社のエッジAIプラットフォーム「Actcast」のAIカメラを活用した顧客分析の実証実験を行うと、6月24日に発表している。
実証実験は、取得したデータを活用して店舗DXを支援するエス・マーケティング・デザイン・ジャパン協力のもと7月1日から実施。商品管理や売り場施策、テナントリーシングなどに活用する。
新たな顧客体験の提供に期待
画像や音声などの解析技術で実世界のデータを収集・活用できるエッジAIプラットフォーム「Actcast」は、最先端のAI解析を低コストで実現する。カメラやマイク・温度計などを搭載したセンシングデバイスを使用しており、さまざまな情報の収集・活用が可能。
実証実験には4台のAIカメラを設置。取得データは、店舗前の通行人数・時間帯毎の来店人数・来店顧客の属性(性別・年齢層)で、商品購入にならない顧客のデータを推定できる。データは必要最低限の情報だけをクラウドへ送信するため、プライバシーに配慮しながら活用できる。
AIカメラが店舗を可視化
「Actcast」は遠隔操作できるため複数のデバイスを管理・運用できる。取得データから、商品開発や店舗運営、マーケティングへの活用など、売り上げの向上も期待できる。
(画像はプレスリリースより)
Idein プレスリリース
https://www.idein.jp/ja/news/20220624-naraya▼ 会社概要
Ideinは、エッジAIプラットフォーム「Actcast」の開発や、AI・IoTシステムを開発・導入・活用する企業などへサービスを提供している。
社名:Idein株式会社
代表取締役:中村 晃一
所在地:東京都千代田区神田神保町1-4-13