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広島県の「サキガケプロジェクト実証実験実施業務」にエイトノットが採択 今秋に先行技術実装を実施

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広島県の「サキガケプロジェクト実証実験実施業務」にエイトノットが採択 今秋に先行技術実装を実施

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▼ニュースのポイント
①エイトノットは広島県が実施する「サキガケプロジェクト実証実験実施業務」に採択された。
②同社は今回採択されたことにより、広島港周辺海域で今秋、自律航行小型EV船を活用した水上タクシー向けの先行技術実装を実施する。
③自律航行技術を社会実装させることによって、船舶乗組員の省力化や作業のサポート、コストの最適化を実現し、水上輸送がより身近なものになることを目指す。

サキガケプロジェクトに採択
 6月29日、エイトノットは広島県が実施する「サキガケプロジェクト実証実験実施業務」に採択されたことを発表した。

 このサキガケプロジェクトとは、コロナ禍で表面化した社会課題を解決するためのアイデアを実現すべく、実証実験を行った30件の「D-EGGS PROJECT」の中で、社会実装に向け事業障壁の解決や、新たなルールメイクの試行が必要なもの、事業性の立証が必要なものを支援するというもの。

 同社は今回採択されたことにより、広島港周辺海域で今秋、自律航行小型EV船を活用した水上タクシー向けの先行技術実装を実施する。

自律航行小型EV船


船舶業界が直面する課題
 現在、船舶関連事業には3つの大きな課題が存在する。

 1つは、安全性の問題。技術導入が進まず、ヒューマンエラーが原因の事故が発生している。船舶事故の70%以上は人的要因によって起こっていると言われているほどだ。

 2つ目は、人材に関する問題。船舶業界は深刻な人手不足に陥っており、海運や漁業などの船舶関連事業が衰退の危機に直面している。

 最後に、収益に関する問題。危険できつい労働環境で、十分な報酬を得ることができない状態にある。全産業の平均に比べて労災発生件数が約6倍という報告もある。

 同社は自律航行技術を社会実装させることによって、船舶乗組員の省力化や作業のサポート、コストの最適化を実現し、水上輸送がより身近なものになることを目指す。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

エイトノット プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp


▼会社概要
水上モビリティの自律航行システム開発を手掛ける企業。


会社名:株式会社エイトノット
代表:木村 裕人
本社所在地:大阪府堺市堺区北波止町10


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