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PSTらは「心不全特異的音声バイオマーカー」の医療機器化を目指す 患者の声から心不全の程度を評価可能に

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PSTらは「心不全特異的音声バイオマーカー」の医療機器化を目指す 患者の声から心不全の程度を評価可能に

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▼ニュースのポイント
①PSTは横浜市立大学附属市民総合医療センターの医師らと共同研究開発する、「心不全特異的音声バイオマーカー」を医療機器化すべく、さらに研究を進めることを発表。
②心不全は病状が悪化しても早期に治療することができれば、進行や再入院を防ぐことができるという報告があるが、効果的な病態モニタリングシステムが確立されていない。
③同社らが開発している音声バイオマーカーは、患者の声から心不全の程度を定量評価することができる。

医療機器化を目指す
 6月20日、PSTは横浜市立大学附属市民総合医療センターの医師らと共同で、「心不全特異的音声バイオマーカー」の開発に取り組んでおり、医療機器化するための共同研究開発をさらに進めていくことを発表した。

 心不全は心臓の機能が低下することで発生。

 日本では心不全患者が120万人以上存在し、循環器系疾患における死因第1位となっている。

 平均入院期間が14~28日であり、平均入院費用は約120万円、再入院率が年間35%であり、患者負担が大きい疾患としても注目を集めている。

 心不全は病状が悪化しても早期に治療することができれば、進行や再入院を防ぐことができるという報告があるのだが、効果的な病態モニタリングシステムが確立されていない。

音声バイオマーカー


心不全に特異的な音声症状を数値化
 同社らが開発している音声バイオマーカーは、患者の声から心不全の程度を定量評価することができる。

 音声バイオマーカーとは、ヒトの音声データに表れる特定の疾患の有無や進行状態を知る目安になる生体指標だ。

 AIなどを活用して開発されたアルゴリズムによって、病態特異的な音声症状の変化を数値化することができる。

 心不全には、気道や肺の浮腫、倦怠感など音声に影響する症状が多く、心不全に特異的な音声症状を音声解析で数値化することに成功した。

 このソリューションはハードウェアやアプリに実装することが可能なため、さまざまな使い方ができると期待が寄せられている。

 今後は、学会や学会誌において、同音声バイオマーカーの判別制度やアルゴリズムについて、発表を行う見通しだ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

PST プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp


▼会社概要
音声から脳神経状態や病態を分析する機器の開発や、そのような医療機器を認定させて、普及させることを目指す企業。


会社名:PST株式会社
代表:大塚 寛
所在地:神奈川県横浜市中区山下町2番地 産業貿易センタービル905号室


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