▼ ニュースのポイント
①スモアがAI「犬の鼻紋」識別アプリ・ベータ版をリリース。
②同アプリでは、「犬の鼻紋」を登録することで個体を識別できる。
③アプリは無料でダウンロード可能。
アプリで手軽に犬の個体を識別 1万頭登録へ
ペット関連IT事業を手がけるスモアは6月9日、日本初の「犬の鼻紋(鼻の紋様)」をAIで識別できるNoseIDアプリのベータ版を5月21日にリリースしたと発表した。
NoseIDアプリでは「犬の鼻紋」を登録することで、迷子犬の鼻をスマホでスキャンするだけで犬を特定して飼い主に連絡することができる。災害などによる迷子犬を防ぐことができるため愛犬家からも期待され、福岡市では既に、迷子犬を減らすため同アプリを使った社会実証実験を開始している。
同アプリはリリースから3週間弱で5,000頭の登録を達成しているが、さらなる精度向上のため1万頭の登録を目指している。
アプリは、App Store/Google Playから無料でダウンロードできる。
一頭ずつ異なる犬の鼻紋
犬の鼻紋(鼻の紋様)は一頭ずつ異なり、人の指紋と同じように成長しても形が変わらない。
迷子犬を減らす取り組みとしては、6月から、改正動物愛護管理法が施行され、犬猫へのマイクロチップ装着義務化などが行われたが、情報を読み取る機器を設置している場所は限られる。
そこで同社では、もっと手軽に個体識別できるよう、犬の鼻紋に着目したアプリを開発。アプリに登録する際には、鼻紋のほか、生年月日やワクチン接種状況、既往歴、アレルギー、薬、性格なども入力することができる。
(画像はプレスリリースより)
スモア プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000083563.html▼ 会社概要
スモアはペット関連のIT事業を展開している。
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