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静岡大学がワインブドウの小さな花をカウンティングするAIを開発 2ステップで花の数を計数

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静岡大学がワインブドウの小さな花をカウンティングするAIを開発 2ステップで花の数を計数

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▼ニュースのポイント
①静岡大学はワインブドウの小さな花をカウンティングするAIを研究開発したことを発表した。
②この研究開発はヤマハ発動機と連携して実施。
③高品質なワインブドウの収穫量を見積もるには、開花時に花の数を把握することが重要である。

産学連携で研究開発
 6月9日、静岡大学はワインブドウの小さな花をカウンティングするAIを研究開発したことを発表した。

 この研究開発はヤマハ発動機と連携して実施。

 高品質なワインブドウがどれだけ収穫できるかを、ブドウの生育が早い段階において見積もるためには、開花時にどれだけの花が咲いているのかを把握することが重要である。

 また、結実させすぎるとブドウの品質が低下する可能性があるため、高品質なワインを造るには余分な花を摘み取る作業も欠かすことができない。

 そこで、同大学はワインブドウ圃場に高精細カメラを搭載した小型移動車両を設置し、夜間に照明を当てながら撮影した動画から、ワインブドウの小さな花を高精度に計数する技術を開発した。

静岡大学


2ステップでカウンティング
 この小さな花のカウンティングには2つのステップが必要だ。

 複数の花が集団になっているものを「花序」と呼ぶが、ステップ1ではパッチ画像を切り出して、個々の花序を区別して検出。

 そして、ステップ2では、花序から個々の花を検出しカウンティングする。

 これまでの技術では、カウンティング性能が75%程度であったが、今回開発した技術では異なるワインブドウ品種でも、カウンティング性能を90%まで向上させることができた。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

静岡大学 プレスリリース
https://www.shizuoka.ac.jp/news/detail.html?CN=8249


▼学校概要
人文社会科学部、教育学部、情報学部、理学部、工学部、農学部などの学部で構成されている国立大学。

「自由啓発・未来創成」を理念に掲げ、地域と連携し、未来を切り開く研究を進めている。


学校名:国立大学法人静岡大学
学長:日詰 一幸
静岡キャンパス所在地:静岡県静岡市駿河区大谷836


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