▼ ニュースのポイント
①Final Aimとstudio仕組がWeb3技術を用いた日本刀アート「TACHI」を発表した。
②「TACHI」の刀は400年の伝統を誇る15代目河内守國助の河内國平が制作した。
③グリップはAIが最適解を導き出してデザインした。
刀は伝統400年の刀鍛冶職人が制作
Final Aimとstudio仕組は6月9日、AIを活用したジェネレーティブデザインとWeb3に伝統の職人技を組み合わせた最新の日本刀アート「TACHI」を発表した。
Final Aimは工業デザインへのWeb3を推進する新興企業。一方のstudio仕組は職人・アーティストの支援やプロデュースを行っている。
今回発表された「TACHI」の刀は、奈良県無形文化財保持者で400年以上の伝統を誇る15代目河内守國助の河内國平によって制作された。
またグリップのデザインは最先端の3Dモデリング手法を用い、AIが快適性や強度、材料設定と使用量などの最適解を導き出して3Dデータを生成。この結果、生き物を想起させる斬新でエネルギッシュなデザインを実現し、刀の表示方法も「立ち上がる」スタイルにした。
作品名の「TACHI」は、「太刀」と立ち上がるを意味する「立ち」を掛け合わせて命名したという。
ブロックチェーンで真生性を証明
今回作成された「TACHI」のデザインは、Final Aimが開発したデジタル製造用のWeb3プラットフォーム「FinalChain」で管理・保護され、ブロックチェーンによって真正性が証明される。
また実物にも証明情報が刻印され、リアルとデジタルが相乗的に価値を高める作品となっている。
(画像はプレスリリースより)
Final Aim ニュースリリース
https://final-aim.com/launch-tachi▼ 会社概要
Final Aimは、デザインとデジタル製造業領域を中心としたWeb3事業を展開している。
社名:株式会社Final Aim
代表取締役:朝倉雅文
所在地:東京都文京区本郷3丁目38-10 さかえビル2F
▼ 会社概要
studio仕組は、職人・アーティストの支援やプロデュース事業を展開している。
社名:株式会社studio仕組
代表取締役:河内 晋平
所在地:東京都中央区築地6-27-5