▼ ニュースのポイント
①ビアンフェ.のAI葬儀ナレーション作成システム「IKIRU」にバージョン3新登場。
②風習や慣習など独自性を取り入れやすい機能を搭載。
③葬祭業の人材不足・経費削減をサポート。
適切なナレーション原稿をAIが提案
システム開発事業、冠婚葬祭司会派遣、経営コンサルティング業を展開するビアンフェ.は、AIナレーションシステム「IKIRU(いきる)」のバージョン3の販売を開始すると、6月2日に発表している。
新バージョンには、故人・遺族の宗派・意思に合わせやすく、各社の独自性を取り入れやすい機能を搭載。より簡単な操作で作成できるようになった。
故人を偲ぶ人間味あふれたナレーション
「IKIRU」は、3ステップの質問に答えるだけで適切なナレーション原稿を自動で生成する葬儀業者のためのクラウドAIシステム。故人の思い出や遺族の想いを言語化した最適なナレーション原稿ができる。
バージョン3では、質問に答えるとAIが提案した文章や自社データを登録して既存文を生かしたナレーションが作成できる。また、家族葬向けのシンプルな文章や、変換サポート機能でオリジナリティーのあるナレーションにも対応する。
葬儀業の人材不足・育成、経費削減へ
葬儀などで避ける「忌み言葉」「言葉の言い換え」のチェック、喪主の挨拶文や故人への感謝の手紙作成をサポートする。およそ1万件の実例ナレーション原稿を整理し、性別・年代・死因・家族状況・人柄・趣味などを分類したデータを活用している。
「IKIRU」は、ナレーション原稿の内製化による外注費の削減、質の高いナレーションの標準化や自社のナレーション原稿の登録により社内共有・一元管理することが可能。家族葬などの予算を抑えた小規模な葬儀が増えるいま、遺族に寄り添う時間を創出する。
(画像はプレスリリースより)
ビアンフェ.ニュースリリース
https://www.bienfait-mc.com/news/new-ikiru/▼ 会社概要
ビアンフェ.は、システム(受託)開発や教育・研修事業、経営コンサルティング業などを展開する企業。AIナレーションシステムの開発により新たな葬儀のかたちを提案し、葬儀業界のDX化を推進する。
社名:株式会社ビアンフェ.
代表取締役:岡野 裕子
所在地:岡山市北区青江1-16-6-106