デジタリストニュース
 デジタリストニュース

大和工業とEVERSTEELが鉄スクラップ自動解析AIの実践的な効果検証を開始 鉄リサイクルの効率化へ

新着ニュース30件






























大和工業とEVERSTEELが鉄スクラップ自動解析AIの実践的な効果検証を開始 鉄リサイクルの効率化へ

このエントリーをはてなブックマークに追加
▼ ニュースのポイント
①大和工業とEVERSTEELが鉄スクラップ自動解析AIの実践的な効果検証を開始した。
②同AI構築に向けてAIモデルを大和工業向けに最適化し、2021年11月末から4カ月間、技術検証を実施した。
③検証の結果、高精度の検出成果を確認できたため、実践的な効果検証を行うこととした。

スキルの客観化と技術継承へ
 大和工業は6月より、鉄リサイクルの効率化を目指し、東京大学発スタートアップのEVERSTEELと画像認識による鉄スクラップ自動解析AIシステムの実践的な効果検証を開始した。同システムは従来の等級査定技術に比べて、より高精度な等級査定と異物検出が可能という。

鉄スクラップ


 大和工業グループ製品の原材料である鉄スクラップは品位のバラツキが大きい。原材料品質を担保するため、受け入れ時には徹底的な検品作業が行われているが、管理スキルを有する熟練工は高齢化し、人材不足となっている。

より高精度な等級査定と異物検出が可能
 そこで同社はスキルの客観化と技術継承を行うため、鉄スクラップを効率的に選別できるAIソリューション技術を持つEVERSTEELと今回のAIシステムの共同開発に着手。

 同AIシステムの構築に向けては、EVERSTEELの保有するベースラインAIモデルを大和工業向けに最適化し、2021年11月末から4カ月間に亘って技術検証を実施した。検証の結果、従来の画像単位での等級査定技術に比べ、等級査定及び異物検出において高精度の検出成果を確認できたという。

 これにより両社は2022年6月から、同AIシステムの実践的な効果検証を行うとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

大和工業・EVERSTEELプレスリリース
https://www.yamatokogyo.co.jp/yamato/pdf/220606.pdf


▼ 会社概要
大和工業は、国内外の会社の株式・持分を保有することにより、事業活動の管理を行っている。

社名:大和工業株式会社
代表取締役:小林 幹生
所在地:兵庫県姫路市大津区吉美380番地


▼ 会社概要
EVERSTEELは、東京大学発のスタートアップで、鉄スクラップ解析に特化した画像認識システムを構築している。

社名:株式会社EVERSTEEL
代表取締役:田島 圭二郎
所在地:東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟 東京大学アントレプレナーラボ202


Amazon.co.jp : 鉄スクラップ に関連する商品
  • ネルプがAI人物画像生成ソフト「Zoe」を活用した法人向けサービスを提供開始 生成したAI人物画像を広告コンテンツに活用できる(7月1日)
  • パナソニックが自動計量IH炊飯器「SR-AX1」を発売、独自の計量技術やIoT技術で全自動化(6月30日)
  • XAION DATAが「AUTOHUNT」に新機能を追加 ChatGPTを活用した3つの機能を実装(6月30日)
  • コチラエが「KOCHILAE」をリリース ショッピングセンターや商店街などでの買い回りを支援するクーポン発行プラットフォーム(6月30日)
  • エルイズビーが現場写真共有アプリ「タグショット/タグアルバム」をリリース 撮るだけでタグが付きクラウド上に自動で保存・分類・共有(6月30日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    アクセスランキング トップ10










    特集
    お問い合わせ