▼ ニュースのポイント
① マンション管理IoT化サービス「モバカン」の提供を開始
② スマートキーボックスを共用部に設置、鍵の受け渡しとその管理を実施
③ 議事録や掲示物などをアプリやインターホンからデジタル配信
マンション管理業務の効率化・省人化を実現
パナソニック エレクトリックワークス(パナソニック)が、マンション管理IoT化サービス「モバカン」の提供を開始すると、6月8日に発表した。
マンション管理業界においては管理員や管理会社のフロントマン不足が常態化しており、適切なマンション管理を長期的に維持していくことが難しくなっている。そこでパナソニックは今回「モバカン」によって、各住戸に設置のインターホンや管理会社のモバイル端末を連携させ、住民へのお知らせ配信や、メンテナンス業者への鍵受け渡しなどの業務を遠隔対応させた。
これにより、マンション管理業務の効率化・省人化のほか、管理コストの削減などを実現していく。
議事録や掲示物などをアプリなどでデジタル配信
「モバカン」では、スマートキーボックスを共用部に設置し、鍵の受け渡しとその管理を実施することで、立ち会い業務などを無人化。議事録や掲示物などは、アプリやインターホンなどでデジタル配信されるため、ペーパーレス化を実現する。
また、共用部の空き状況の確認や利用申し込み、キャンセルもアプリやインターホンから24時間可能となることから、住民の満足度がアップするほか、IoT化することによる業務負担の削減などにもつなげられる。
(画像はプレスリリースより)
パナソニック プレスリリース
https://news.panasonic.com/▼ 会社概要
パナソニックは主に白物家電分野に加え、照明器具・配線器具などの住宅設備分野、リチウムイオン二次電池などの車載分野で事業を展開し、成長戦略を進め、顧客の価値につながる研究開発に取り組んでいる。
社名:パナソニック株式会社(英語名:Panasonic Corporation)
代表取締役 社長執行役員 CEO:楠見 雄規
本社所在地:大阪府門真市大字門真1006番地