▼ ニュースのポイント
①flixyがAI受診相談のアルゴリズムを拡充、候補とされる病名を提示。
②簡易問診で必要な受診先を表示。
③詳細問診で疑わしい病名を含めた詳細な問診結果を用意。
適切な受診先・診療科、緊急度を表示
医療機関向けのWEB問診サービスを提供するflixy(フリクシー)が、患者向けアプリ「メルプ」AI受診相談のアルゴリズムを大幅に拡充し、ユーザーニーズに合わせた機能にアップデートしたことを6月3日に発表している。
アップデートにより、ユーザーが入力する症状などから候補病名の提示が可能となり、設問画面・デザインも利用しやすくなっている。
現役医師が開発・監修したアプリ
メルプAI症状相談は、気になる部位・症状の「病気との関連性」「行くべき診療科」「近くの病院・クリニック」を無料で確認できるアプリ。症状と関連する病名・緊急度や最適な診療科を見つけてくれる。
各診療科の専門医グループの協力によりAI受診相談アルゴリズムを大幅に拡充。論文などの学術情報から1,000以上の病名・500以上の症状に対しアルゴリズムを精緻化させた。めまい・頭痛などの具体的な症状から原因となる病気を調べることができる。
近くにある病院・クリニックを回答
ユーザーファーストを意識した設計・デザインには、2段階の問診機能を搭載。5問程度の簡易問診でいつ、どの診療科を受診すれば良いか表示してくれる。さらに、詳細な問診結果が知りたいユーザーには、2段階目の詳細問診で疑わしい病名や候補となる病名を提示する。
今後は、親会社のJMDCが提供するPHRサービス「Pep Up」との連携・サービス提供を検討しており、よりスムーズな受療行動の支援につなげる。
(画像はニュースリリースより)
flixy ニュースリリース
https://www.flixy.co/pdf/news20220603_flixy.pdf▼ 会社概要
flixyは、医療・ヘルスケアのソフトウェアサービスの開発、販売、運営を行う企業。保健事業支援や医薬品の安全性評価、医療経済分析などの情報サービスを展開するJMDCの子会社。
社名:株式会社flixy
代表取締役:吉永和貴
所在地:東京都港区芝大門2丁目5番5号 住友芝大門ビル6階