▼ ニュースのポイント
①DATAFLUCTが「becoz wallet」の提供を開始した。
②「becoz wallet」は、個人のCO2排出量を可視化・オフセットするサービス。
③これにより、気候変動に配慮したライフスタイルを送りたい生活者を支援する。
「1.5度目標」へ行動を変えたい生活者に
DATAFLUCTは6月2日、個人のCO2排出量を可視化・オフセットするサービス「becoz wallet」Version 1.0の提供を開始した。同サービスにより、生活者の「1.5度目標」を満たし、気候変動に配慮したライフスタイルの選択を後押しするとしている。
日本のカーボンニュートラルに対する取り組みは、企業や自治体などが主体の「CO2を排出しない」エネルギーと関連したものが多く、個人ができるアクションが少ない。
そこで同社では、「1.5度目標」へ行動を変えたいと考える生活者向けに、環境価値流通プラットフォーム「becoz」の個人向けサービス第1弾として「becoz wallet」を開発した。
決済データでCO2排出量を可視化
「becoz wallet」は、「1.5度目標」の排出枠からの超過量を把握できる「現状を知る」機能と、削減しきれない分をJ-クレジットから選択してカーボンオフセットできる「行動する」機能がある。
CO2排出量は、購買や移動に関するアンケート回答を基に算出される。また、クレディセゾンと発行する「SAISON CARD Digital for becoz」と連携することで、クレジットカードの決済データからCO2排出量を可視化することができる。
「becoz wallet」の利用は無料。ただし、カーボンオフセットを実施する場合は、カーボンクレジット購入代金が必要。
(画像はプレスリリースより)

DATAFLUCT ニュースリリース
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