▼ニュースのポイント
①SCENTMATICは東武百貨店 池袋本店のB1F 和洋酒売り場に、6月9日から期間限定でAI システム「KAORIUM for Sake」を設置する。
②KAORIUM for Sakeは、AIが言語化したお酒の風味を頼りに、好みの日本酒を探すことが可能だ。
③店頭に設置したサイネージに表れた言葉の中で、その時の気分に合った言葉や、好みの味わいに合った言葉を選択していくと、AIが店内にある日本酒の中から、好相性な日本酒を提案してくれる。
期間限定の試み
6月6日、SCENTMATICは東武百貨店 池袋本店のB1F 和洋酒売り場に、6月9日から期間限定でAI システム「KAORIUM for Sake」を設置することを発表した。
KAORIUMは同社が独自開発した、言葉と香りを相互変換することができるAI システム。
曖昧で言葉に表せない香りの印象を可視化したり、言葉に紐づく香りを導き出したりすることができる。
香りと言葉を結びつける、これまでにない体験から生まれる新たな価値は、フレグランスの世界だけでなく、飲食体験や購買体験などにも活用されている。
今回、東武百貨店 池袋本店に設置されるKAORIUM for Sakeは、AIが言語化したお酒の風味を頼りに、好みの日本酒を探すことが可能だ。
AIが日本酒を提案
KAORIUM for Sakeは、AIに人の感じ方と膨大な言語を学習させ、酒ソムリエの感性や日本酒の風味などのデータを学習させている。
店頭に設置したサイネージに表れた言葉の中で、その時の気分に合った言葉や、好みの味わいに合った言葉を選択していくと、AIが店内にある日本酒の中から、好相性な日本酒を提案してくれるのである。
このソリューションを導入することにより、非対面でもその日の気分や好みに合ったお酒を購入することができるようになり、贈りたい人に合ったギフト選びができるとして注目を集めている。
(画像はプレスリリースより)
SCENTMATIC プレスリリース
https://scentmatic.co.jp/news/20220606/▼会社概要
香りや風味を言語化するAIシステム「KAORIUM」の開発、KAORIUMを活用した製品開発や企画開発などを手掛ける企業。
会社名:SCENTMATIC株式会社
代表:栗栖 俊治
所在地:東京都渋谷区恵比寿4丁目22番7号 6階