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Ashiraseが「あしらせ」の実証実験を実施 8月下旬から広島在住の視覚障がい者が協力して行う

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Ashiraseが「あしらせ」の実証実験を実施 8月下旬から広島在住の視覚障がい者が協力して行う

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▼ニュースのポイント
①Ashiraseは視覚障がい者向け歩行ナビゲーションシステム「あしらせ」を提供している。
②あしらせが広島県主催の「D-EGGS PROJECT」に採択された。
③今回の実証実験では、あしらせがICT技術を活用した単独歩行支援プロダクトとしての有効性を検証する。

8月下旬から実証実験スタート
 7月30日、Ashiraseは広島県が主催する「D-EGGS PROJECT」に同社が提供する視覚障がい者向け歩行ナビゲーションシステム「あしらせ」が選ばれ、実証実験を実施することを発表した。

 この実証は広島在住の視覚障がい者が協力し、8月下旬から実施する見込みだ。

あしらせ


コロナ禍により新たな課題が発生
 新型コロナウイルス感染症が拡大するなか、視覚障がい者の同行支援に大きな課題が生じている。

 視覚障がい者の同行支援をする際、支援者は肩や肘を貸して誘導を行うため、どうしても「密」になってしまう。

 そのため、視覚障がい者自身が支援依頼を自粛する、仕事を辞めるヘルパーが増えているという問題が発生しているのである。

 視覚障がい者がひとりで安心かつ安全に移動できる環境は未だ整っていない。

 音響信号機や点字ブロックなどの福祉インフラは少しずつ整備されてきているが、すべての地域で満足に利用できる状況にはないのが現状だ。

足への振動で誘導
 そこで同社は、視覚障がい者がひとりで安心かつ安全に移動できるよう、あしらせを開発した。

 スマートフォンアプリで音声入力や案内を行い、靴に取り付ける振動インターフェースで進む方向を誘導する。

 スマートフォンに搭載されている既存の歩行ナビゲーションは、目で見なければ使用が難しいポイントがあるが、あしらせはそれらのポイントを独自のアルゴリズムで解決。

 足への振動で誘導するため、手には白杖以外持つ必要がないところが大きなメリットだ。

 今回の実証実験では、あしらせがICT技術を活用した単独歩行支援プロダクトとしての有効性を検証する。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

Ashirase プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp


▼会社概要
視覚障がい者向け歩行ナビゲーションシステム「あしらせ」の開発を手掛ける企業。


会社名:株式会社Ashirase
代表:千野 歩
所在地:栃木県宇都宮市元今泉2丁目11-6 ROSE TOWER 307


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