▼ニュースのポイント
①MITAS Medicalが「D-EGGS PROJECT」に採用され、この7月から国内実証をスタート。
②今回の実証実験では、広島県の離島の診療所へ専用アプリとスマートフォン接続型眼科診療デバイスを配布し、島民を対象とした遠隔眼科検診などを行う。
③このシステムが普及すれば、なかなか眼科を受診できない人へも眼科医療を提供できるのではないかと期待が寄せられている。
7月から国内実証をスタート
7月29日、MITAS Medicalは広島県が中心になって運営を行う、ひろしまサンドボックス「D-EGGS PROJECT」に採用され、この7月から国内実証をスタートしたことを報告した。
ひろしまサンドボックスはIoTやAI、ビックデータなどの最先端技術を用いて新しいソリューションを創出するという試み。
技術やノウハウを持つ企業や人材を集め、地域課題や産業課題の解決を目指す、オープンな実証実験の場を確立するという事業構想だ。
D-EGGSPROJECTはひろしまサンドボックスのネクストステップであり、これからのニューノーマル時代を再定義するサービスや製品などを広く募集していた。
そのプロジェクトに同社が提供する眼科遠隔診療サービスが選ばれたのである。
デバイスを使って島外の眼科医と診療所をつなぐ
今回の実証実験では、広島県の離島の診療所へ専用アプリとスマートフォン接続型眼科診療デバイスを配布。デバイスを使って島外の眼科医と診療所をつなげ、島民を対象とした遠隔眼科検診などをスタートした。
このシステムが普及すれば、離島や山間部に住んでいるという地理的条件だけでなく、新型コロナウイルス感染症の影響により受診控えしている人への眼科医療を提供することができる。
眼科医の偏在課題をクリアすることへもつながるのではないかと期待が寄せられている。
D-EGGSPROJECTの実証実験ではこの取り組みの有用性を検証する。
(画像はプレスリリースより)
MITAS Medical プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp▼会社概要
眼科遠隔診療サービスを提供する企業。
会社名:株式会社 MITAS Medical
代表取締役:北 直史
所在地:東京都港区赤坂8丁目4-14 青山タワープレイス8F