▼ニュースのポイント
①アイリスオーヤマが福島県南相馬市役所へ「Whiz iアイリスエディション」を1台寄贈。
②同製品は、ソフトバンクロボティクスが提供している「Whiz i」を、アイリスオーヤマがオプション開発したもの。
③「ロボットのまちでロボットが活躍するところを見てもらいたい」という思いから今回の寄贈に至った。
官公庁舎での稼働は今回が初
8月4日、アイリスオーヤマは福島県南相馬市役所へ自社が販売するAI除菌清掃ロボット「Whiz iアイリスエディション」を1台寄贈し、寄贈式を行ったと発表した。
Whiz iアイリスエディションは自律走行ができる乾式バキュームクリーナー。ソフトバンクロボティクスが提供している「Whiz i」を、アイリスオーヤマがオプション開発したのが同製品だ。
人の手で行う掃除ではどうしても目で見える汚れを優先してしまうため、掃除をしてもスポット清掃になってしまう。
Whiz iはスポット清掃では取り切れない隠れダストや細菌、ウイルスを全面清掃によってしっかりと取り除くことが可能だ。
清掃で取り除くことができなかった隠れダストが空中に浮遊することで、空中浮遊菌が発生する。そのため、全面清掃によって隠れダストまできっちり除去することが重要なのである。
ロボットのまちでロボットが活躍するところを見てもらいたい
福島県南相馬市が目指しているのは「ロボットのまち」。
東日本大震災や原子力災害で失われた、地域の産業を復興するため新たな産業基盤の構築を目的とした「福島イノベーション・コースト構想」のひとつとして、県が整備した「福島ロボットテストフィールド」などに、ロボット関連企業が集まってきている。
アイリスグループのアイリスプロダクトが来年、南相馬工場を稼働する見通しであり、福島ロボットテストフィールドの活用も予定している。今回は貢献のひとつとして同製品の寄贈に至った。
同社は、「ロボットのまちでロボットが活躍するところを見てもらいたい」という思いでWhiz iアイリスエディションを贈っている。
(画像はプレスリリースより)

アイリスオーヤマ プレスリリース
https://www.irisohyama.co.jp/news/2021/?date=0804_2▼会社概要
生活用品の企画から製造、販売までを手掛ける企業。
会社名:アイリスオーヤマ株式会社
代表:大山 晃弘
本社所在地:宮城県仙台市青葉区五橋2-12-1