▼ ニュースのポイント
① シェアリングサービス事業化に向けた「WHILL」の実証実験を開始
② オムニホイールを採用し、走破性と小回りを両立
③ 初めて利用する人でも直感的な操作が可能な次世代型電動車椅子
シェアリングサービスの展開に向けて実証実験を開始
横浜市が7月1日から、次世代型電動車椅子「WHILL」の実証実験を開始したと、6月30日に発表している。
「WHILL」は、近距離移動のプラットフォームを開発するWHILLの近距離モビリティであり、オムニホイールを採用したことで、走破性と小回りを両立し、初めて利用する人でも直感的な操作が可能となる。
横浜市は同次世代型電動車椅子を使用して、シェアリングサービス事業化に向けた実証実験を、2021年7月1日から2022年3月末(終了日は予定)にかけて行う。
走行可能エリアは「みなとみらい21地区」に
横浜市は、「SDGs未来都市・横浜」の実現に向けて、環境・経済・社会的課題の統合的解決を図る取り組みを進めており、その取り組みの一つとして「みなとみらい21地区」内外の企業などと連携し、2018年度から「WHILL」を導入して事業化に向けた実証実験を行っている。
今回も走行可能エリアを「みなとみらい21地区」とし、利用当日に直接ステーションで申し込みすることで、最大3時間の利用を可能にしている。
さらに同市は「Cafeアニミ」のほか、「桜木町駅観光案内所(運営:公益財団法人横浜観光コンベンション・ビューロー)」にもステーションを設置。みなとみらい21地区観光を楽しんでもらえるよう、ユニバーサルツーリズムの普及・促進を図っていく。
(画像はプレスリリースより)

横浜市 プレスリリース
https://www.city.yokohama.lg.jp/WHILL プレスリリース
https://whill.inc/jp/news/30602▼ 会社概要
WHILLは、 パーソナルモビリティ製品の開発・生産・販売のほか、同製品を使用した移動サービス(MaaS)の提供などを行っている。
会社名:WHILL株式会社
代表取締役社長CEO:杉江 理
本社所在地:東京都品川区東品川2丁目1-11 ハーバープレミアムビル 2F