▼ ニュースのポイント
①仙台市がバカンと連携して「避難所混雑状況配信システム」の実証実験。
②風水害発生時にインターネットで避難所の混雑状況などを提供。
③避難所の詳細、混雑状況などをスマホで閲覧。
安全な地域への分散避難
仙台市は、IoT・AIを活用して観光地、投票所、避難所あらゆる空席情報の収集・提供をするバカンと連携し、7月2日より仙台市内195カ所の避難所における混雑状況を配信するサービスの実証実験を開始したと、7月7日に発表している。
混雑状況を自動で検知
同サービスは、バカンが提供するリアルタイム空き情報配信プラットフォーム「VACAN(バカン)」を活用。AIとIoTによる混雑データを活用したさまざまな機能が利用できる。
台風や大雨などの風水害が発生した場合、仙台市の避難情報ウェブサイトに同システムのURLが記載される。市民にインターネットで指定避難所の場所・開設状況や混雑を確認してもらい、分散避難へつなげる。
マップ上でエリア全体の避難所と混雑確認
同実証実験は、仙台市が民間企業などのノウハウや技術を、市民サービスの向上や行政課題・地域課題の解決につなげる連携窓口「クロス・センダイ・ラボ」の取り組みの一つとして、2022年3月31日まで行われる。
実験期間中の避難情報ウェブサイトへのアクセス数と、ウェブサイトを経由した本システムへのアクセス数を比較検証して、有用性などが検討される。
(画像はプレスリリースより)

仙台市 プレスリリース
http://www.city.sendai.jp/project/cslab/release07.html仙台市のプレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/266560▼ 会社概要
バカンのミッションは「いま空いているか1秒でわかる、優しい世界をつくる」。IoT・AIを活用してあらゆる空席情報の収集と提供を行っている企業。
社名:株式会社バカン
代表取締役:河野 剛進
所在地:東京都千代田区永田町2丁目17-3 住友不動産永田町ビル2階