▼ニュースのポイント
①Moon Creative Labとugoの共同実証実験。
②Moon Creative Labのオフィスを御津高校の生徒がアバターロボットで訪れ、インターンとして自由に動き回った。
③コロナ禍でも遠隔操作のロボットを活用することで、社会体験や異文化コミュニケーションを実現することができた。
遠隔操作のアバターロボットを使った実証実験
5月26日、Moon Creative Labは自社が展開する「アバたらくション」とugoが共同で、愛知県立御津高校にて遠隔操作のアバターロボットを使った英会話学習の実証実験を、同月24日と26日に行ったことを発表した。
アバたらくションとは、Moon Creative Labで進行しているプロジェクトだ。アバターを活用し、非接触ギグワークの実現を目指している。
この実証実験では、Moon Creative Labのオフィスを御津高校の生徒がアバターロボットで訪れ、インターンとして勤務。オフィス内に勤務する外国人社員と英語を使ってコミュニケーションを取り、さまざまな業務を体験するというものであった。
10分程度の業務を、生徒数人のグループで複数回実施した。
コロナ禍でも社会体験ができた
新型コロナウイルス感染症の影響により、社会体験や異文化コミュニケーションが難しくなっているが、遠隔操作のロボットを活用することでこのような状況下でも体験することができ、実践的なビジネス英語に触れるだけでなく、場所や姿にとらわれない働き方も体験することができた。
この実証実験で、Moon Creative Labの社内を遠隔操作で動き回っていたアバターロボットは、ugoが開発した「ugo」だ。
2本のアームでさまざまな業務を行うことが可能で、AI学習機能を有することから、稼働条件が同じであれば自動モードで稼働することもできる。
完全自動化ロボットとシンプルなアバターロボットのいいとこ取りをした、次世代型ハイブリッドアバターロボットである。
(画像はプレスリリースより)
Moon Creative Lab プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp▼会社概要
三井物産グループであり、新たなビジネスを生み出すベンチャースタジオ。
ドリーマー、デザイナー、イベンターやイノベーターが集まり、グループ内の組織や社員からアイデアを発掘し、ビジネス創出に挑んでいる。
ブロックチェーン、バイオテクノロジー、宇宙ビジネス、エイジングビジネス、自動化技術など幅広い分野に注目し、活動している。
会社名:Moon Creative Lab Inc.
代表:横山 賀一
本社所在地:東京都港区北青山3-10-5 Spring Terrace Omotesando 2F