▼ ニュースのポイント
①ナレッジコミュニケーションが「住宅ローンの借入可能額シミュレーション」システムのAI導入を支援。
②過去の住宅ローン審査データとAIを活用。
③簡単・スピーディーに借入可能額を表示。
金融領域における新サービスや商品へAI活用
クラウド導入支援サービスを提供しているクラウドインテグレーターのナレッジコミュニケーションは、「住宅ローンの借入可能額シミュレーションシステム」において、AIがすぐに借入可能額のシミュレーションを行う機能を提供したと5月26日に発表している。
住宅ローン借入可能額のシミュレーションができるサービスは、6月1日から「不動産情報サイト アットホーム」で利用できる。年齢や年収などの情報を入力すると、AIが即時に住宅ローンの借入可能額を算出してくれる。
具体的な条件とイメージを持った住まい探し
同システムは、住宅ローン保証を中心に信用保証事業を展開する全国保証が保有する過去の住宅ローン審査データと、MicrosoftのAzure Machine Learningで提供されるアルゴリズムを用いて開発された。借入可能額を知り、より具体的な条件で住まいを検索できる。
ナレッジコミュニケーションは、ローンの審査と結果のAPI接続を実施するシステムや、審査・債権管理データ、審査ノウハウを用いたAI審査モデルの構築や運用を行った。
また、クラウドネイティブなインフラ設計によるバックエンド開発やエンタープライズレベルのセキュリティと自動スケーリング、Microsoft Azureの各種サービスの活用に取り組んだ。
(画像はプレスリリースより)

ナレッジコミュニケーションのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000004474.html▼ 会社概要
ナレッジコミュニケーションは、クラウドを連携したソリューションや、ロボット向けアプリケーションの開発サービス、AI・機械学習分野に特化したクラウドサービス、教育分野におけるアプリケーション開発などを展開している。
社名:株式会社ナレッジコミュニケーション
代表取締役:奥沢 明
所在地:千葉県市川市相之川3-13-23 丸伝小川ビル3F