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埼玉工業大学が2020年度の自動運転バスの走行距離を発表

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埼玉工業大学が2020年度の自動運転バスの走行距離を発表

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▼ニュースのポイント
①埼玉工業大学は自動運転技術開発に力を入れている。
②2020年度の自動運転バスの研究・開発事業において、年間合計約2970kmの距離を自動運転で走行した。
③日本国内の大学が開発する自動運転バスの走行距離としては、トップクラスの走行実績。

2020年度の自動運転バス走行距離を発表
 5月24日、埼玉工業大学は2020年度の自動運転バスの研究・開発事業において、年間合計約2970kmの距離を自動運転で走行したことを発表した。

 同大学は2020年度、自動運転の実証実験に参画していた。

 この走行距離は東京から大阪の間を3往復分の距離に相当し、日本国内の大学が開発する自動運転バスの走行距離としては、トップクラスの走行実績だと言える。

埼玉工業大学


「自動運転レベル3」相当を目標に開発
 埼玉工業大学は2019年に「自動運転技術開発センター」を設立し、自動運転技術開発に力を入れてきた。

 2019年にマイクロバスをベースにした自動運転バスの開発を皮切りに、全国津々浦々で行われる自動運転に関する実証実験に精力的に参加し、着実に経験を積み、ノウハウを培ってきた。

 その実績を活かして大型自動運転バスを開発し、業務用の緑ナンバーを取得。深谷観光バスの協力で、乗客を乗せる路線バスとして公道での自動運転もスタートしている。

 同大学が開発した自動運転バスは、自動運転OSである「Autoware」を土台に、独自開発したソフトウエア「SAIKOカーWare」を導入し、「自動運転レベル3」相当を目標に開発を行っている。

 自動運転とドライバーによる運転をスムーズに切り替えることができ、交通状況に合わせて安全に走行することが可能だ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

埼玉工業大学 プレスリリース
https://www.sit.ac.jp/media/pressziseki4.pdf


▼大学概要
「テクノロジーとヒューマニティの融合と調和」という理念を掲げ、仏教精神を基盤に実務家やエンジニアの育成に尽力している大学。

地域に必要とされる大学を目指しており、地元企業や自治体と連携して街づくりに積極的に貢献している。


大学名:埼玉工業大学
学長:内山 俊一
所在地:埼玉県深谷市普済寺1690


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