▼ ニュースのポイント
①三重県はコロナワクチンコールセンターの夜間電話応対を自動化する実証実験を開始する。
②自動化にはサイバーエージェントのAI音声技術を活用。
③実証を経てAI音声技術の有用性やオペレーターとの連携方法を検証する。
コロナワクチンコールセンターの24時間稼働へ
三重県では4月28日から、サイバーエージェントのAI音声技術を活用し、コロナワクチンコールセンターの夜間電話応対を自動化する実証実験を開始する。コロナワクチン接種のコールセンターでAI音声技術を活用するのは、都道府県では初という。
三重県では4月1日にデジタル社会推進局を設置し、全県民が暮らしやすい社会を目指す「あったかいDX」を推進している。今回のコロナワクチンコールセンターの夜間応対自動化は、「あったかいDX」第1弾の取り組みとなる。
夜間応対自動化にはサイバーエージェントが提供する「AI電話エージェント」を用いる。これにより、日中のオペレーター対応と合わせ、コールセンターの24時間稼働を実現するという。
県民の不安解消へ
県は今回の実証実験により、AI音声技術の有用性やより良い活用方法、オペレーターとの最適な連携方法を検証し、県民の不安を解消できるようなコールセンターを目指すとしている。
今回の実証開始に向け、三重県の最高デジタル責任者でデジタル社会推進局長の田中淳一さんは、「コロナワクチン接種に関しては県民からの問い合わせも多い。24時間体制にすることで県民の不安を少しでも解消できると期待している」とコメントしている。
(画像はプレスリリースより)

三重県 プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000075701.html▼ 会社概要
サイバーエージェントは、メディア事業、インターネット広告事業、ゲーム事業、投資育成事業を行っている。
社名:株式会社サイバーエージェント
代表取締役:藤田 晋
所在地:東京都渋谷区宇田川町40番1号 Abema Towers