7割、「応用情報技術者試験」より難しい
人工知能の教育コンテンツ提供などを行うStudy-AIは3月19日、AI最難関資格「E資格」の難易度調査を初めて実施し、その結果を発表した。
「E資格」(日本ディープラーニング協会主催)は、これまで4150人が受験し、人工知能の資格試験としては最高の難易度とされているが、過去問が公開されておらず、難易度の指標がないのが実情だ。
そこでStudy-AIでは、今後受検を検討する人への情報提供として、2021年第1回「E資格」受験者を対象に難易度調査アンケートを実施した。
調査概要
アンケートの調査協力者は68人で、うち合格者は58人だった。
調査結果によると、受験者の主観的な難易度では、「想定よりかなり難しかった」・「想定よりやや難しかった」と回答した人は全体の47%。「想定通り」と回答した人は約34%、「想定よりやや簡単」・「想定より簡単」は約19%となった。
また、難易度が近しい試験との比較では、「応用情報技術者試験」以上と回答した人が7割以上に上った。
このほか回答者からは、「応用情報処理よりも難しく情報処理安全確保士程度の難易度」「数学的なバックグラウンド(理解)をもっていないと、学習に時間がかかる」「覚えるより考える試験」などの声が上がっていたという。
(画像はプレスリリースより)
Study-AI プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000062473.html