デジタル素材生成システムを開発
Preferred Networksは3月10日、経済産業省の「コンテンツグローバル需要創出促進・基盤整備事業費補助金(J-LOD)」の採択事業として、クリエイティブ産業向けのデジタル素材生成システムを開発したと発表した。
高精細3Dモデルも自動生成
同システムは、キャラクター自動生成と高精細3Dモデル生成の2つの機能で構成され、キャラクターや高精細な3Dモデルを簡単に生成できる。
キャラクター自動生成は、キャラクター生成プラットフォームCrypkoにて行う。Crypkoでは、深層学習を利用することで、制作者が選択した顔、表情、髪の色などに合わせたキャラクターのCGを自動生成することができる。
高精細3Dモデルは、実物のアイテムを専用のSDスキャナーで撮影することで自動生成する。被写体の材質や大きさもさまざまに対応し、小型のアイテムの場合は、撮影作業約6時間で、当日中に200点以上を3Dモデル化することができる。
生成した3Dモデルは、市販の編集ソフトで加工するなどして、映像作品やゲームなどで使用することもできるという。
同社では、このシステムを使った映像作品の第1弾として、バーチャルシンガーHACHIの楽曲『20』の動画をYouTubeにて公開している。
(画像はプレスリリースより)

Preferred Networks ニュースリリース
https://www.preferred.jp/ja/news/pr20210310/