「スマホ決済」利用者41.2%
MMD研究所が1月20に発表した「2021年1月スマートフォン決済(QRコード)利用動向調査」によると、「現金」派は90%超となり、今も多くの人が支払いに現金を利用していることが分かった。
MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)はモバイルに特化した調査研究機関だ。同研究所は2021年1月1日~1月4日、18~69歳の男女4万5000人を対象に普段の支払い方法などについて調査を実施した。
調査の結果、普段の支払い方法は「現金」が90.8%と圧倒的に多く、次いで「クレジットカード」73.3%、「スマホ決済(タッチ式、QRコード式を含む)」41.2%となった。
2020年7月の調査結果と比べると、スマホ決済は3.4ポイント上昇し、交通系のカード型電子マネーや、交通系以外のカード型電子マネーによる支払いも1ポイント以上増加した。
QRコード決済 90%以上が認知
QRコード決済については、全く知らないと回答した人が6.1%となり、多くの人がQRコード決済を認知していることがわかった。ただ、QRコード決済を「現在利用している人」は33.3%、「利用経験者」は47.4%にとどまった。
また、QRコード決済で利用されているサービスの上位は、「PayPay」43.1%、「d払い」18.2%、「楽天ペイ」15.4%、「au Pay」12.1%となった。
(画像はプレスリリースより)

MMD研究所 ニュースリリース
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1919.html