▼ ニュースのポイント
① 複数ロボットの群管理制御の実証実験を実施
② ロボットフレンドリーな環境の構築を目指す
③ 「自動搬送ロボット ハコボ」と「ロボット掃除機 実証モデル」を活用
施設内で配送ロボットなどが活躍できる環境構築を目指す
パナソニック ホールディングス(パナソニック)が、複数ロボットの群管理制御の実証実験を、2022年12月から2023年1月末まで実施した。
経済産業省補助事業「令和4年度革新的ロボット研究開発等基盤構築事業」において、パナソニックが「複数ロボットの群管理制御の標準化」を受託。配送ロボットやロボット掃除機など、多くのロボットが活躍できるロボットフレンドリーな環境構築を目指すために、同実証実験を「パナソニック 東京汐留ビル」で行った。
配送ロボットを優先にし、ロボット掃除機が退避する運用
同実証実験では、配送ロボット「自動搬送ロボット ハコボ」の優先度を高めて、ロボット掃除機「ロボット掃除機 実証モデル」が退避して運用する複数台制御方式を採用。今回の結果から課題を抽出した。
パナソニックは今後、公共施設や商業施設など多様な施設で、ロボットの効率的な運用を実現し、新しいサービスや価値の提供を行っていくとしている。
(画像はプレスリリースより)
パナソニック プレスリリース
https://news.panasonic.com/jp/press/jn230308-1▼ 会社概要
パナソニックは主に白物家電分野に加え、照明器具・配線器具などの住宅設備分野、リチウムイオン二次電池などの車載分野で事業を展開し、成長戦略を進め、顧客の価値につながる研究開発に取り組んでいる。
社名:パナソニック株式会社(英語名:Panasonic Corporation)
代表取締役 社長執行役員 CEO:楠見 雄規
本社所在地:大阪府門真市大字門真1006番地