▼ ニュースのポイント
①マイナビ転職が「リスキリングで賃金は上がるか」の調査結果を発表。
②リスキリングに約3割の人が昇給を期待したが、賃金が上昇した人は約1割。
③リスキリングをしていない理由は「時間がない」が最多。
期待と現実にはギャップ
総合転職情報サイト「マイナビ転職」は3月7日、正社員800名を対象にした「正社員のリスキリング実態調査 2023年」にて、「リスキリングで賃金は上がるか」を調査し結果を発表した。
調査では、リスキリングの実際の効果やリスキリングへの課題などが明らかとなった。
調査の結果、約8割の人が「リスキリングが必要だと思う」と回答。リスキリングによって期待することでは、「仕事の幅を広げること」40.1%、「学んだ知識を業務に役立てること」35.9%、「昇給」29.6%などとなった。
一方、全体の44.8%はリスキリング経験者だった。リスキリングの効果では、「資格を取得した」が26.8%と最も多く、期待されていた「昇給」は11.2%、「昇進・昇格した」も6.4%に留まり、期待とのギャップが浮き彫りとなった。
リスキリングをしていない理由の約4割は「時間がない」
リスキリングをしたいと思った理由で最も多かったのは「自分のためになる」57.6%で、次いで「知識・スキル不足を実感」37.0%、「賃金アップにつながると知った」26.7%となった。
現在リスキリングをしていない理由では、「時間がない」が39.1%と最も多く、次いで「何から始めればいいか分からない」20.6%、「お金がない」19.8%などとなった。
さらに、「月収がいくら上がればリスキリングしたいか」を尋ねると、回答の中央値は1万円となり、大幅な増収への期待は少数に留まった。
(画像はプレスリリースより)
マイナビ ニュースリリース
https://www.mynavi.jp/news/2023/03/post_38068.html▼ 会社概要
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