▼ニュースのポイント
①NTT西日本は静岡県静岡市と実証実験をスタートする。
②静岡市は、2023年度から「第4次静岡市総合計画」をスタートし、8年間かけて進めていく。
③今回実施する実証実験では、NTT西日本の「みんなのまちAI」で収集したデータを政策検討などに利用し、まちの活性化やまちの価値創造などを議論する。
2者が連携しAIを活用したまちづくりを目指す
3月10日、NTT西日本は静岡県静岡市と実証実験をスタートすることを発表した。
静岡市は、デジタル化がもたらす恩恵を受けることができる地域社会を実現すべく、行政のデジタル化を進めている。
そのような状況の中、地域経済の活性化やまちの価値創造に対する考えがNTT西日本と一致し、2者は「AIを活用したまちづくり」の包括連携協定を結び、連携することになった。
「みんなのまちAI」を活用
静岡市は、2023年度から「第4次静岡市総合計画」をスタートし、8年間かけて進めていく。
この計画には、DXの視点やデジタル人材の育成が不可欠であることから、NTT西日本が「ソーシャルICTパイオニア」として働きかける。さまざまなICTソリューションの活用を提案し、行政のDXやスマートシティの促進を目指す。
今回実施する実証実験では、NTT西日本が開発した「みんなのまちAI」を用いて、収集したデータを政策検討などに利用し、まちの活性化やまちの価値創造などを議論する。
みんなのまちAIとは、まちの詳細な情報の分析から予測までを行うAIプラットフォーム。
その結果をセンサーレスでデジタル上に再現することができるため、人の行動目的や行動予測を可視化することができ、緻密な混雑予測や交通シミュレーションを実現できる。
(画像はプレスリリースより)
NTT西日本 プレスリリース
https://www.ntt-west.co.jp/▼会社概要
電気通信業務や付帯業務、目的達成業務などを手掛ける企業。
会社名:西日本電信電話株式会社
代表:森林 正彰
本社所在地:大阪市都島区東野田町4丁目15番82号