▼ ニュースのポイント
①乃村工藝社が空間DXサービスを発表。
②emografで利用者の笑顔を読み取って分析。
③空間全体を多角的に捉え、空間の感情を可視化。
利用者の笑顔を読み取って分析
乃村工藝社のR&Dは2月24日、オフィスや各種施設におけるウェルビーイング状態を分析することで利用者の感情を可視化する空間DXサービスを発表した。
同サービスにより、コミュニケーションの活性化や空間の満足度向上につなげることができるとしている。
また、今回のサービスの実証実験を2月6日~2月17日に実施し、実験結果を4月に公開する予定としている。
自社開発のemografで空間の感情を可視化
今回のサービスでは、同社が企画・開発した「emograf(エモグラフ)」を使用し、利用者の笑顔などの感情を推測することでウェルビーイング状態の分析・データ化を行う。
「emograf」は、非接触型360度カメラで利用者の表情を解析し、場の雰囲気や盛り上がりなど、空間に存在する感情を可視化するというもの。
複数人の表情や、性別・年齢層の把握などを複合的にリアルタイムで同時取得でき、同時進行の人流解析により、感情起点における人の動きなど空間全体を多角的に捉えることができる。
同社では、空間デザインや運営・演出に同空間DXサービスのデータを活用した空間活性化を提案するとしている。
(画像はプレスリリースより)
乃村工藝社 ニュースリリース
https://www.nomurakougei.co.jp/news/detail/690▼ 会社概要
乃村工藝社は、集客環境づくりの調査・企画・コンサルティング、デザイン・設計などを行っている。
社名:株式会社乃村工藝社
代表取締役:榎本修次
所在地:東京都港区台場2丁目3番4号